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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2017.06.18
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カテゴリ:旅行

10月10日(金)


うとうとしながら6時に目を覚しました。
電車はアルザス地方を通ってあと1時間でパリに着く予定です。

アルザス地方の中心都市ストラスブルクは、むかし国語の教科書に載っていた
最後の授業」という物語の舞台で興味がありました。
やや甘口のアルザスワインも好きなワインなので、いつか訪れてみたいと
思っていましたが、今回は通過するだけに終わりました。

到着の30分前に車掌がコーヒーとパスポートをもって来てくれました。
これは乗客の目覚しもかねているようです。
コーヒーは昨夜乗車時にきかれたものです。
1等車なので無料と思っていましたが、ひとり5マルクでした。


午前7時過ぎパリ東駅到着です。
ウィーンやミュンヘンと比べて西に位置するのと、
曇りのせいで随分と暗かったです。

ラッシュアワーにかかるころで、駅はようやくにぎわい始めてきていました。
両替をすませてタクシースタンドに向かいます。
客待ちをしている運転手が雑談をしていました。
雰囲気からすると我々が今日の最初のお客らしいです。

我々のタクシーの運転手は女性でした。
今回で2回目です。
男性に比べてなんとなく安心感はあるものの、荷物を自分でトランクに
入れなければならないのはちょっとしんどいです。

まだ暗い朝のパリの街をタクシーは凱旋門方面に15分ほど走り、
ホテルロイヤルエリゼーに到着しました。



IMG_4887.JPG




IMG_4888.JPG



ホテルに荷物を預け、まずはモンマルトルのサクレクール寺院を訪れました。
朝早かったので観光客はほとんどいませんでした。
もっとも、似顔絵描きは二三人いて日本語で声をかけてきました。
朝早くから商売熱心なことです。



IMG_4877.JPG


パリを一望できるビュースポットです。


天気のほうは小雨まじりにになって、やや肌寒い気候です。
お寺の次は美術館です。

昨年家内と来た時オルセー美術館に行けなかったので、
今回はオルセーに行こうと考えていました。

母に希望を聞くと、ルーブル美術館へ行きたいというので、
ルーブルに行くことにしました。
やはりパリといえば世界三大美術館のうちのひとつルーブルなのでしょう。







とはいってもルーブルは広いので、見たいところを決めていかないと、
疲れるだけです。
母に希望を聞くとおまかせというので、ミロのビーナス
ダ・ビンチのモナリザを中心にルネッサンス期の作品と
印象派の絵画を見てまわることにしました。

私も3年前に一度来たことがあるだけなので
ところどころ迷いながら見てまわることになりました。

日本語のオーデオガイドを借りたので、重要作品はオーデオマークを参考に
見てまわりました。
1時間半ほど見て、美術館のレストラングランルーブルで昼食をとりました。

正午前でしたので、我々が最初の客でした。
美味しいと有名なレストランで、母は魚料理、私は肉がメインの
ランチコースを注文しました。
盛り付け、味とも良く満足した食事でした。
お代は8800円でした。

やはりフランス料理は美味しいというのが母の感想で、
ドイツ語圏からまわってきたのでことさらそう感じられたのだと思います。
これが逆のコースなら旅の印象も随分違ったものとなったと思います。

母の希望はパリでした。
最後の訪問地が強く印象に残ることが多いので、
ウィーンINのパリOUTというコースにしました。
最後は、美味しい旅になりました。


我々がデザートをたのむ頃には、満席となって早めに来て正解でした。

 


IMG_4892.JPG



最後の授業』は、フランス第三共和政時代の初期、1873年に出版された
アルフォンス・ドーデ短編小説集『月曜物語』の1編である。
副題は『アルザスの少年の話』。

(あらすじ)

ある日、フランス領アルザス地方に住む学校嫌いのフランツ少年は、
その日も村の小さな学校に遅刻する。
彼はてっきり担任のアメル先生に叱られると思っていたが、
意外なことに、先生は怒らず着席を穏やかに促した。
気がつくと、今日は教室の後ろに元村長はじめ村の老人たちが正装して集まっている。
教室の皆に向かい、先生は話しはじめる。

「私がここで、フランス語の授業をするのは、これが最後です。
普仏戦争でフランスが負けたため、アルザスはプロイセン領になり、
ドイツ語しか教えてはいけないことになりました。
これが、私のフランス語の、最後の授業です」。
これを聞いたフランツ少年は激しい衝撃を受け、今日はいっそ学校をさぼろうかと考えていた
自分を深く恥じる。

先生は「フランス語は世界でいちばん美しく、一番明晰な言葉です。
そして、ある民族が奴隸となっても、その国語を保っている限り、
牢獄の鍵を握っているようなものなのです」と語り、生徒も大人たちも、
最後の授業に耳を傾ける。
やがて終業を告げる教会の鐘の音が鳴った。
それを聞いた先生は蒼白になり、黒板に「フランス万歳!」と大きく書いて
「最後の授業」を終えた。
(ウィキより)

*歴史的経緯や政治的な背景を思うと、?なところがありますが、子どもには感銘深い話でした。
 問題が多かったからでしょう、1985年(昭和60年)からは教科書に採用されていません。


三大美術館メトロポリタン美術館ルーヴル美術館エルミタージュ美術館ですが、
これに、大英とプラドを加えて5大美術館とした方がしっくりする?
バチカンや故宮は?・・・やっぱり10大美術館?






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Last updated  2017.06.18 07:45:50
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