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カテゴリ:生活
長野市安茂里地区には、東西にJR篠ノ井線と新幹線が通っています。新幹線は高架橋を走っていますので特別意識もなく、知らぬ間に通過しているくらいのものです。JR線は地上で平面通交していますので、近所に住む私たちにとっては便利でもあり、障害でもありといったところです。
20年程前には線路でしたが、両側に乗降用のホームが、上り,下りに1本ずつ作られて「安茂里駅」となりました。当初は無人駅でしたが、その後予想以上に乗客がいたということで、時間帯を区切って長野駅から駅員さんが一人常駐して切符を売っています。長野駅前から自宅に帰る時や、普通列車を利用して上田、あるいは松本方面に行く折には安い料金で電車が利用できるので相当便利です。でも障害ほどではないにしても不便を感ずる時もあります。安茂里駅の西側には市道があって、長野市の南方面や近所の団地に用事がある時は、ここで踏切を渡らなければなりません。駅ができてからは、特に朝・夕の忙しい時に遮断機が下りて不便を感じることが多くなりました。犬の散歩の時もそうです。朝・夕2回の散歩でも自宅付近の踏切を通らなければなりませんが、往復どちらかで「待ち」になるケースがなんだか多く感じます。更に併行する新幹線の橋脚に「おまわりさん」が身を寄せていて、一時停止,シートベルト着用の違反を見ていて、時々近所のお年寄りが「捕まって」指導を受けている、つまり取り締まられていることもあります。駅は便利でもあり、不便でもありますね? このJR線には、軽井沢~篠ノ井間の「しなの鉄道」も乗り入れていて、むしろこちらの方が運行本数も多いし、乗客も多いのですが、長野~篠ノ井間はJR線ということになっています。しなの鉄道では、最もお客さんが利用するこの区間で利益に結び付けることが出来ず、いつも問題となっています。 北陸新幹線開業の時には、同じ問題が長野以北でも発生することでしょう。より収益率が悪いためにもっと問題は複雑になりますし、新潟県との調整もありますね。知恵が求められます。 犀北踏切から安茂里駅を望む(しなの鉄道・赤) 新幹線高架橋の下を松本方面に走るJR普通電車(青) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月26日 09時53分22秒
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