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テーマ:猫のいる生活(136448)
カテゴリ:くも膜下出血からの生還
前回の続きどす~。
手術は7時間かかると言われました。 おかぁちゃんは血管にできた瘤が裂けて出血した、最も多い症例でしたので その瘤をクリップで止める作業が必要でした。 医師が神妙な面持ちで 「最後に顔を見ておいてください」とかいうので家族は本当に不安でした。 「あと一本血管が破裂したらアウトだ・・・。頼むもってくれ!!」 家族は待合室で手を合わせて必死に祈りながらまっていました。 待合室の斜め向かいにはナースステーションがあり、 看護士さんが待合室の前を通るたびに家族はドキドキしていました。 1時間・・2時間・・3時間・・・看護士や医師が待合室に来ることなく 順調に過ぎていきました。 そして手術から7時間経った午後8時過ぎ、医師が 「あぁ~大変だったぁ!!」と汗をぬぐいながらでてきました。 「いやぁ脳内の出血の処理はしなくてはいけないわ、クリップで止めなきゃいけないわ大変でした。 正直ここまでひどい人珍しいです。そして生還できるのも珍しい。」と驚いていました。 今いる病院は仕方なく来たところでしたが(評判が悪かったので) 後から聞いたところによると、脳外科の先生はとても優秀だそう。 おかぁちゃんはこの先生によって命を救われました。 もし他のところに行っていたら、違った結果になっていたかもしれないのです。 そして集中治療室に連れて行かれたかぁちゃん。 体中から管が出ていてなんとも痛々しい状態でした。 それでも生きていることが奇跡なんだから、これくらいは仕方ありません。 しかしこれで安心はできませんでした。 くも膜下出血から数日後より2週間目頃までの間に、くも膜下腔を走っている比較的太い脳の血管がけいれんを起こして細く縮んでしまう現象が起こります。 これで脳梗塞を起こしてなくなる可能性が多分にあるというのです。 しかもおかぁちゃんは症状が重症でしたので、余計危険性が高いと言われました。 それに後遺症は?手足は動くの? 何事もないことを祈りながら、長い2週間が始まりました。 <つづく> ☆今日のかん様☆ かん坊「誰?“みじかっ!!”って言った人は??」 かん坊「伸ばそうと思ったらな、これぐらい足伸ばせるんじゃ!!!」 ↓ポチっとな 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.10 22:07:10
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