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先ほどの笠松競馬の存続についてのニュースとは対照的に、競輪ファンにとっては残念なニュースが入ってきました。 花月園競輪を主催している神奈川県競輪組合(神奈川県と、横浜市・横須賀市とで構成)は花月園競輪の競輪事業を2009(平成21年)年度一杯で廃止することを決定しました。 花月園競輪の事業収支は、組合設立の1998(平成10年)年度から毎年赤字を続け、今年度までの累積赤字が53億5400万円に上る見込みで、今後も継続すれば、さらに赤字が膨らむと判断したために、廃止を決定したものです。 今後は、債務の返済を同組合が主催する川崎・小田原の各競輪にて「花月園記念競輪」を開催し、その収益で返済する予定となっています。 また、競輪場の敷地は、土地を所有する神奈川県と、施設を所有する民間会社との間で協議して、利用方法を決めるそうです。 私は、今回の廃止は、ファンにとっては残念ですが、いたしかないと思うのです。よく考えてみれば、花月園の近くに川崎競輪場もありますし、施設が住宅地に隣接しているので集客力が見込めるナイター競輪が出来ないこと、(近くの川崎競輪場でナイターが出来るのでその絡みとも関連があると思うのですが・・・。)、他場の場外発売が少ないのも貴重な収入面が限られたことも廃止に至った原因だと思います。 ちなみに今回の花月園競輪の廃止は、2002年の門司競輪・西宮競輪・甲子園競輪以来の廃止となります。(1972年に後楽園競輪が休止していますが、廃止はしていません。)
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最終更新日
2009.12.02 08:14:06
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