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2005/11/12
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カテゴリ:塾の日常風景
僕の塾では、欠席・遅刻するときは、必ず授業開始10分前までに連絡してもらう。そして15分遅刻したら家に連絡する。
連絡をするのは、生活管理もさることながら、子供の安全管理という側面が大きい。

以前、中3の男の子が、時間になっても現れない。めったに遅刻しない子だったので、いやな予感がして、授業開始後5分で家に連絡を入れた。電話に出たお母さんに伺うと、定刻に塾を出たとのこと。心配しながら待っていたら、お母さんから
「今病院から電話があって、途中で車に自転車ごと吹き飛ばされて、頭を打って検査中です。」
とのこと。

幸い大したことなかったからいいものの、肝を冷やした。
やはり塾は、保護者の方に安心感を持たせ、子供を預けていても不安にさせないことが、大前提だ。

話はちょっと変わるが、塾という仕事は保護者の方に安心感を持っていただかないと、商売が成り立たない。
塾の講師は、教師の国家免許を持っていない、どこの馬の骨とも知れないオジサン、オバサンなのだ。

夜、子供が得体の知れないオジサン、オバサンと、狭い空間で時を過ごす。それはよく考えて見ると、危険極まりないことだ。
怪しい。

欧米で塾が流行らない理由は、こんなところにあるのかもしれない。
たとえば夜のロサンゼルスのダウンタウンは、ターミネーターや三浦和義が出てきそうな、殺風景で恐怖感を抱かせる空間である。
崩れ落ちそうな赤茶けた古いビルが立ち並び、路上には紙埃が舞い、ヤク中でドラッドヘアのヒスパニックがウロウロしている。
とうてい通塾カバンを持った真っ当な子供が外出する雰囲気ではない。

ロスのダウンタウンでは、得体の知れぬ大人が、子供を数時間「密室」に「監禁」する状況は考えられない。
ロスに塾があったら、そこは人身売買の基地にでもなってしまうだろうに・・・

塾という職種は、日本の治安の良さの上に成り立っているのだろう。





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Last updated  2006/12/06 03:44:29 PM



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