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カテゴリ:Live レポート
チャットモンチーの日比谷野外音楽堂ワンマンライブに行ってきました。
こんな大きな会場でのワンマンライブは初めてのチャットモンチーだけに、これは必ず参戦せねば!と頑張ってチケット取った甲斐あって、Bブロック2列目をゲット。かなり端の方でしたが、あっこちゃんのプレイが良く見えて。 曇りの予報の中、晴れ間も見えて、七夕らしい天気になってまずは何より。 クミコンはシルバースパークルのヤマハドラム。 あっこはいつもの青いフェンダージャズベに、サブでプレシジョン(結局使用せず)。 そしてえっちゃんは今回は色々弾いてました。 いつものフェンダー・テレキャスター、最近頻繁に登場する黄色いレスポールの他、レスポール・スペシャル?っぽい赤いギターと、サンバーストに黒ピックガード、白ピックアップのストラト。計4本。サブで緑のストラトもスタンバイ。 以下、曲順にコメント。 1 女子たちに明日はない 1曲目はここからスタート。なんだかえっちゃんの声がハスキーに聴こえます。ヴォーカルの表現力が格段に増した感じ。 2 ハナノユメ すぐテレキャスに持ち替えて、おなじみのこの曲。相変わらずフィードバックのコントロールとか、上手いですね。 あっこちゃんのジャズベのトーンも良く抜けて、すごくいいアンサンブル。 3 手の中の残り日 サビ部分のえっちゃんの絶叫が鳥肌ものでした。 4 さよならGood Bye 前半の淡々としたポップと、後半の絶叫のコントラストがとても印象的。 5 ウィークエンドのまぼろし 歌が終わった後の、ドライブさせたベースのトーンが、骨太ですね。ものすごくうねったベースラインが最高。 歪ませたベースをアンプに近づけてフィードバックを得ようとするあっこちゃん、こちらはあんまりキレイには響かず(^^) 6 ツマサキ ここでちょっと一息、って感じのこの曲。 7 バスロマンス 「ステップ一緒に踏んで~」ってえっちゃんが呼びかけ、手本を示そうと「あなたを好きで~」って歌っちゃった(^^) ネタバレ効果もあって、会場一体でキレイに左右に揺れていました。 結婚ソングということで、えっちゃんとあっこが向かい合いながらお辞儀をするのは新郎新婦ネタ? 8 プラズマ ライブの定番曲になっているようで、嬉しい限り。この曲がチャットモンチーの中で一番好きです。 ベースラインの動き、淡々としたヴォーカルが絶叫に変わっていく構成の変化、ミュートしたギターサウンドなど、どれも欠かせない要素になっていて、曲が完璧に完成されてます。 9 終わりなきBGM 5拍子で始まるこの曲、エネルギーが序々に爆発していくようで、これもいい曲ですね。 10 恋愛スピリッツ 今日のハイライトのひとつ。いつものアカペラのところが、なんと生声でPAなし!でもよく届きました。すごく透き通るような声で、超鳥肌。 リズムが入ってからはPAが入って、いつもよりスケールアップしたロックに。 11 どなる、でんわ、どしゃぶり チャットモンチーの中で一番ダークなこの曲、レスポールでギンギンに歪ませてのアルペジオは重かったですね~ 12 飛び魚のバタフライ 「スペシャルゲストで~す」と呼び入れられたのはなんと、フラダンサー7人!その中の3人はPVで実際に踊っていた人たちだそうです。 ダンサーの印象が強くて、後奏でのえっちゃん&あっこの横ステップもかすんでしまいました(笑) 「ブルー、ブルー、ブルー・・・」のとこで、ちょっとクミコンが走り気味だったかも? フラはPVでの振り付けよりも凝っていて、やはり難しいのかさすがに合わせて踊っている人は少なかった。。。 ポップで最高にハッピーなこの曲、チャットモンチーファンには賛否両論なようですが、私はプラズマに次いで好きな曲です(^^)ロックじゃなくたって、曲がよければそれでOKですよね。 その後のMCでは、メンバーそれぞれの願いを、今日のお客さんがかなえてあげるという企画。 えっちゃんは「起立、礼、着席」、あっこはタモリの十八番の手拍子、クミコンは水戸黄門。 13 一等星になれなかった君へ 「七夕にちなんで」ということで、あまりライブでやらないこの曲もやってくれました。 14 惚たる蛍 染み渡るようなこの曲、とっても穏やかな気持ちにさせてくれますね。 15 世界が終わる夜に ニューシングルのもう1曲は、とても重い。シンプルだけど、深い。この曲で、チャットモンチーが一段上のステップに上がったような気がします。今日一番の鳥肌だったかも。 えっちゃんはこの曲だけ、赤いレスポール・スペシャル?を使用。チューニング違いで替えたのか、音が違うからなのか。。。 16 恋の煙 ラストスパートはおなじみの盛り上がる曲で。 17 湯気 あっこが舞台から降りて前に出てきました。ノリノリです。でも照明が付いてきてくれません(涙) 激しくブチ切れた演奏! 18 シャングリラ ダンスビートであっこのベースラインが光りますね。凄くクロいラインを弾きますね。 やっぱり知名度抜群、お客さんもよく付いて来てます。 enc. アンコールで、3人ともツアーTシャツに着替え、マネージャーY氏による記念撮影。 19 風 ニューシングルのカップリング。あっこちゃんがギターソロのバックでシンセを弾いて、ボーカルが始まったタイミングでバチっとベースに戻ってました。 えっちゃんはこの曲だけストラト使用。アコギ風のカッティングサウンドが欲しかったから? 20 東京ハチミツオーケストラ そしてアンコールラストはこの曲。やっぱり東京ってのは、蜂の巣なのね(^^) 正味2時間弱のステージ。もうちょっと聴きたかったな~って感じ。 ちょうどえっちゃんのエフェクトチェンジがバッチリ見える角度にいましたが、サウンドメイクを色々考えながら切り替えまくっているのがとってもプレイヤーらしくて何とも言えずGood。 生チャットモンチーは2回目で、前回は耳鳴りツアーの恵比寿リキッドルームのワンマンでしたが、半年振りのチャットモンチーは何か堂々としていて、でも初心は忘れず、一生懸命に、でも余裕をもって演奏していたのが印象的。 ギャルバンでもなく、いわゆるロックバンドでもなく、チャットモンチーはチャットモンチーだ!文句あるか!と思わさせられる、しっかりしたステージでした。 もう野音を満杯にする彼女たち、そのうち横浜アリーナとかでワンマンライブやる日が来るのでしょうか。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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