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Dec 20, 2007
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カテゴリ:映画鑑賞記録
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"THE NUMBER 23"
監督・・・ジョエル・シューマカー
出演: ジム・キャリー ウォルター・スパロウ/フィンガリング
ヴァージニア・マドセン アガサ・スパロウ/ファブリツィア
ローガン・ラーマン ロビン・スパロウ
ダニー・ヒューストン アイザック・フレンチ/マイルズ・フェニックス
リン・コリンズ ブロンドの女/ドブキンス未亡人/フィンガリングの母
ローナ・ミトラ ローラ・トーリンズ
ミシェル・アーサー
マーク・ペルグリノ
ポール・ブッチャー
エド・ローター


・物語序盤・
ウォルター・スパロウは妻と息子との平穏な家庭を持つ、動物管理局に勤める平凡な男だった。
去年職場でのクリスマス・パーティーで、同僚の女性シビルに、つい不味い本音を漏らしてしまった為に、ウォルターは彼女から、定時寸前に余分な仕事を押し付けられた。
鼠の駆除と言われた筈なのに、実際に行ってみると、そこには牙を剥く犬が…。
何とか首に捕獲用の輪を掛けるのに成功したものの、ウォルターは暴れる犬に手を噛まれ、その隙に逃がしてしまう。
ネッドというネームタグを付けた犬を追って辿り着いたのは、ローラ・トーリンズという女性の墓碑の前。
しかし犬はウォルターの前で、忽然と姿を消してしまった…。
その日2月3日は、ウォルターの誕生日だった。
残業と怪我の為に、妻アガサとの待ち合わせに遅れたウォルター。
アガサは古本屋で時間を潰し、そこで「ナンバー23」という赤い表紙の小説を買っていた。
アガサからプレゼントにと貰った本を、ウォルターは気乗りしないながらも読み始めた。
それは殺人事件を描いた、自伝的なミステリー小説らしかった。
読み進める内に、何故かウォルターは主人公が自分と重なるような感覚に襲われる。
アガサは単なる思い込みだと言うが、ウォルターはその小説にのめり込んでゆく。
探偵業を営む主人公は、自殺志願者の若いブロンド女性と出会い、彼女から「23」という数字の呪いについて聞かされる。
その女の自殺に伴って、数字が持つ奇妙な謎は、主人公へと乗り移り、彼の人生を狂わせる。
そしてウォルターもまた、自分に関係する多くの情報が、23に符合している事実に気付き、強迫観念に捉われてゆくのだった。

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先ず個人的な事情から。
この映画が公開されたのは11/23でした。
言わずと知れた、我が生誕を祝す臣民の休日である。
しかし、この映画が公開される前、トレーラーの中で不埒にもぬかしておった。
「2÷3=0.666666……、つまり悪魔の数字」と。オイッ!
何、ひとの誕生日、悪魔の日にしてくれとんじゃー!と怒って見せつつ。
でも実は私、堕天して久しい身。
スンマセン、正体見破られましたー。汗。

アホな話は置いといて。

簡単に言うと、因果応報・カルマの思想をテーマにしたミステリー。
犯した罪は何れ必ず自分の元に返ってくるという、お話です。
間違っても、23の謎について感心しなさい、という趣旨の作品ではありません。
そういう風に誤った捉え方をして、短絡的に駄作と断定しないでほしいですね。

序盤から23という数字についての奇妙な話が、これでもかと示されます。
多くはこじ付けとしか言えないような内容。
これらが冒頭に出てくるので、私も最初は、この無理矢理な解釈に、わぁ凄~いと感心して、同調しなければいけないのか、とげんなりし掛けました。

しかし観続けている内に、23という数字は元々一部の人々の間で、奇妙な数字であると言われているもので、この映画は、その都市伝説的な題材を飽く迄ミステリーのネタとして使用したに過ぎないという事が解ってきました。

何故か自分のように思えてしまう本の著者。
著書はその一冊きりで、何処の誰かも判らない
繋げて読めばトップシークレットとなる、明らかにペンネームと判るふざけた名前。
ウォルターは、この書籍と自分には絶対に関連があり、著者と内容について、調べねばならないと考える。
そして何度も壁にぶつかりながらも、漸く辿り着いた答えとは…。

ところで、英語ではアルファベットを数字に置き換えますよね、電話番号などで。
映画中でウォルターがアルファベットを数字として、物凄いスピードで計算してゆくのですが、日本人の私には、その計算が良く飲み込めず…。
ただ茫然と聞いているしかなかったです。

傑作かと問われると微妙なのですが、最後まで観ると、成程ここへ帰着するのかと頷けました。
まぁ、オチは見えているといえば、最初から見えているというか、それ以外有り得ないんですけどね、実際問題として。笑。
一番可哀想なのは、冤罪で殺人犯となり、長い間収監されていた男性でしょう。
この人への贖罪について、一切触れていませんでしたが、一番の被害者だと思うのですが…。
もっと話を冒頭に遡れば、あんなボロボロのしょーもない本を、旦那のバースディ・プレゼントにと買う嫁さんて…。
嫌がらせですか?(;一_一)

最後ダメ押しに、罪は犯した者の元へ帰ってくるというような内容の、聖書の引用文が出てきますが、これも親切に23節か何かの文でした。
良く探してきましたね。(^^♪
かなり癖の強い独特の空気を持った不思議な映画で、レビューでも酷評が目立ちますが、私は嫌いじゃないですよ。

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最終更新日  Jan 14, 2008 09:36:12 PM
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