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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ
春だなぁ。。。って、毎朝聴いていたのがこのアルバムBeware of Springです。
いろんなヴォーカル「かじった」けど、インストのアルバムいろいろ聴くうちにヴォーカルはかなりナチュラルな嗜好になってきました。 人の声でいろんな限界に挑戦していく方向も面白いのですが、人の声の暖かさを心地よく思うようになってきたからでしょうね。 で、以前、Irene Kralを好きって書きましたが、Meredith D'Ambrosioも大好きです。 ネット友達に初めて紹介してもらった、Silent Passionは、Gene Bertonciniとうい好きなギターとの共演盤だったこともありとても気に入りました。 とにかく、彼女の声、歌い方がとても好きになった。 低いけど、暖かで、穏やかで、優しくて。。。すべてを包み込んでくれるような少し震えるような声。 目の前のいる人に語りかけるような、静かで、たんたんとした歌い方。。。 そのすべてが私の心を癒してくれる、安らかにしてくれる。。。 春の午前中の優しい陽ざしと一緒です。「日だまり」かな。 Beware of Spring / Meredith D'Ambrosio Meredith d'Ambrosio (vocal & piano 3,11,14 ) Eddie Higgins (p) George Mraz (b) Jeff Hirshfield(d) 1 I Fall in Love Too Easily/ Cauliflower Soul 2 Fools Fall in Love 3 Beware of Spring 4 Get Lost/Get Out of Town 5 I Haven't Got Anything Better to Do 6 Moon Dreams 7 Estate 8 Summer of My Life 9 Dearly Beloved/Clearly Beloved 10 Through a Long and Sleepless Night 11 Give It Time 12 After Awhile 13 I Had the Craziest Dream/I Can't Wait to Tell You 14 No One Knows 一曲目のI Fall in Love Too Easilyから大好きなのですが、静かにはじまりテンションが上がっていくのですが、決して「やりすぎ」にはならずに余韻をもって終わります。 彼女の唄ではいつも余韻を楽しめる。なんだか、どんどん自分の内側に優しいものがひろがっていく感じが手にとるようにわかります。 選曲もジャススタンダードにこだわらずに素敵な曲がぽとん。って入ってたりします。(今回はEstateがはいってましたね)と、自分のオリジナル曲を適度に配合。そういうバランスもすごく自然でいいな。。オリジナル曲もとても素敵な優しい曲がおおいです。 そう、タイトル曲も彼女オリジナル。ほのかに苦い想いの出残る恋を唄ったバラードなのですが(と。。思うのだけど)、たんたんと唄っていて私のお気に入りの曲でもあります。この曲ではベースのムラーツがすばらしいソロをいれてます。 もう、彼女の雰囲気と曲想にあったすばらしい演奏で、思わず何度も聴きたくなるくらいです。そう、このアルバムのムラーツは、本当に歌心たっぷりで素敵です。 基本的にはピアノは旦那さまのヒギンズのお仕事。もちろん、リリカルでエレガント。時にバピッシュにきっちりとエスコートしてます。 でも、彼女の弾き語りも悪くないのですよ。ピアノも彼女らしい品のあるシンプルで優しいタッチです。ここでは、3曲が弾き語りです。(その時は旦那さまは抜けます) 有名曲とオリジナル曲組みあわせたりして唄ったり、ジャズテイストはいっぱいだけど、さらりとした遊び心がまた楽しかったりします。 穏やかだけど、沈み込むようなアルバムではないのですよ。 そして、絵も描く。ジャケットはほとんど自作です。 自然がいっぱいの風景画が多いのですが、その作風からも彼女の人柄がにじみ出てくるようです。 ------- 今週も本当に素敵なアルバムをいろいろききました。かなり、感動したものもあるので、何時か日記ににも書けるといいなぁ、っておもってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月16日 12時47分00秒
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