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テーマ:Jazz(1970)
カテゴリ:A Merry Jazzmas
![]() これは、2005年に「Odensala Medieval」教会の中で行われた、スウェーデンの歌うトロンボーン奏者Nils Landgrenが長年夢見てきたクリスマスコンサートを録画してたものです。 美しいメロディとクールな感覚、静寂な時流れがイメージされる北欧サウンドと真摯で厳かな教会での響きが溶け合った強力なクリスマス盤。 飲んで騒いでの、イメージは全くない、清く正しいクリスマス盤でござります。 友情のジャズライブとはひと味違いますのでご注意くださいませ。 教会がゆえに高い天井に共鳴する独特の厳かさが実に清い。 ニルスラングレンはファンクユニットなんてもやってるのですが、なんと子供の頃聴いていた音楽はジャズと教会の音楽なんだそうです。それは、父がジャズのコルネット奏者で祖父が宗教音楽の専門家だったのでトラディショナルや合唱曲を、、とう環境だったからだなんですって。 ほぉ。。って感じ。ここに歌うボントロのルーツを見た思い(^_^); 今回はそのルーツの二つの音楽が、見事に融合?したわけであります。 CDは一曲多い(Maybe This Christmas )のですが、もしも、、1000円ちょっと余分にだせるなら、是非、DVDをおすすめします。普段名前を聴いたことない人も、知ってる人も、、北欧のミュージシャン(特に私目はLars Danielsson!)の動いてる姿はあまり見たことないのこの一枚を見終わると大変親近感がわきますから。 ニルスラングレンだって、ピンクのヤマハのトロンボーンを持つ歌も歌っちゃうすかした野郎だったイメージが一気にかわりましたぁ。(ちゃんと、二枚リーダーもってますです) つうことで、、DVDでの紹介でいきますね。 まずは、教会の外観から映像ははじまります。 澄んだ空気が感じられる風景から、、暖かなクリスマスのコンサート風景へ。。 1, Ave Maria Stella Nils Landgren - trombone,Anders Bromander - church organ 教会のパイプオルガンがアップになって、中空からソフトなトロンボーンの音が教会内に響き渡る。。蝋燭の光りと、厳かなオルガンの調べ、、クリスマスムードいっぱいな幕開けです。ニルスの音色はもともと柔らかなのですが、高い天井にこだましてますます天上の音になっています。 2, Bereden Vag For Herran Jeanette Kohn - vocals クラシックのソプラノ歌手の登場。無伴奏で堂々とうたいあげます。 教会の空気がぴりりと、しまりました。 3, Jul Jul Stralande Jul Lars Danielsson - bass スウェーデンのクリスマスソングらしい。1音目からダニエルソンがよく使うフラジオ音。わぁ~これって、良く聴くけど、、こうやって右手ではじいてるのでありますかぁ!!短い演奏だけど、1曲を弾いてるお姿をみるのは初めてでーーす。(moguちゃん、嬉しい、やっとみれたよぉ。) ここだけ、、10回以上は、、観た!20回かも。。でね、絶対ベースなのですが(記載はチェロだけどね)、教会効果もあってか、CDで聴くとチェロかと思うような音色。クリアな音色はなかなか力強い指のバネから生まれるのでありました。買ってよかったぁ。 スウェーデンの美しいメロディを、しかっり感情こめて弾く姿に感動! 手が指が、アップになるたびに、目が釘付けでした。 たった、2分だけど、、、 誰がなんといったて、どきどきもので泣けるくらい嬉しい一曲でした。 神様ありがとうございますぅ!このために映像が欲しかった、、つうのが、、正直な想い。。(^_^);;笑ってくださいませ。。 4, When You Wish Upon A Star Ulf Wakenius - guitar,Nils Landgren - trombone, vocals もう反則だ。甘い音色のウルフワケニウスのエレキにのせて、ニルスの気負いのないフラットでストレートな歌。本当に夢がかないそうなきがします。ピンクのトロンボーンから出てくるのは、信じられないような真摯な音。 5, Christmas Song Viktoria Tolstoy - vocals,Ida Sandlund - vocals, piano, Nils Landgren - trombone, vocals バックはウルフとダニエルソン。二人がくりだすリズムにしっかりのって3人のヴォーカルの共演。お馴染みのトルストイのクリスマスソングも嬉しいけど、初めて聴くピアノ弾き語りのIda Sandlundおねさまは、少しだけハスキーでジャジーな雰囲気たっぷり。二人の大物相手に堂々としたうたいっぷり♪ 6, Aria (Lascia Ch'io Pianga) Nils Landgren - trombone,Walter Brolund Trombone Choir ヘンデルのオペラにでてくる曲を五人のトロンボーン奏者を従えて威風堂々とふきあげます。トロンボーンの六重奏部分も大変美しく胸うたれる。 7, Nu Tandas Tusen Juleljus Ida Sandlund - vocals,Johan Norberg - guitar 教会の青いステンドグラスのアップからはじまる、清楚でフークロアな感じの穏やかで優しいデュオ。 Ida Sandlundが静かにたんたんと歌うスウェーデンのクリスマスソング。アコギの紡ぎ出す響きは静かで平和なイメージです。このギター、巧いんだけど。知ってますか?有名ですか??ジャズ屋さん?じゃないよねぇ。。?でも、ここにいるのですから、、ただ者ではないと、、感じる。。 8, In Dulce Jubilo/Det Kimmer Na Til Julefest Bugge Wesseltoft - piano Jazzlandを主催する、ノルウェーのキーボード&ピアノ奏者。その未来派は嗜好。最近はダニエルソンのアルバムでよく共演しています。ここでのピアノの演奏は実にシンプル。静寂な中、1音1音確かめるように弾くピアノは華やかさはないけれど、じ~んとくる誠実さがあります。メロディになってる1曲目は、ちょっと暗いけど牧歌的な感じが印象的だけど、なんとMike Oldfieldのつくったクリスマスソングだって!わかる??あのエクソシストの恐いテーマつくった人です!と、続く美しいメロディはデンマークの賛美歌らしい。。たんたんと、時おり感情がぐっとこもったフレーズがてくるのがいいな。 と、、まだ半分なのですが、長くなったので今日はこれで。。。 決して、アグレッシヴだったり、スリリングだったりではないのですが、 本当にクリスマスらしいコンサートです。特に北欧好きにはおすすめ♪ 後半もおたのしみに~♪してる人。。。いると、、いいのですけどね。 後半の曲目でござる。。 9, Glans Over Sjo Och Strand 10, Det Stralar En Stjarna 11, Es Ist Ein Ros Entsprungen 12, White Christmas 13, What Child Is This 14, Nar Juldagsmorgon Glimmar 15, Have Yourself A Merry Little Christmas 16, Till Bethlehem 17, Stille Nacht Hellige Nacht Nils Landgren - trombone, vocals Viktoria Tolstoy - vocals Jeanette Kohn - vocals Sharon Dyall - vocals Ida Sandlund - vocals, piano Bugge Wesseltoft - piano Lars Danielsson - bass, cello Johan Norberg - guitar Ulf Wakenius - guitar Jonas Knutsson - saxophone Anders Bromander - church organ Walter Brolund Trombone Choir Walter Brolund, Anton Grandert, Olov Wimark, Eric Svensson, Erik Eriksson ええと、DVDは通販でなかなかうってないそうです。 リンク先のVENTO AZUL RECORDSの早川店長に相談してみてください。 お安いですよ! ただ、クリスマスに間に合わないかもしれないそうです。 また、通販費用とかわかりませんが、ACTのHP<からも直接かえます。 「リージョンコード0」なので、日本でも見れるはずなのですが、駄目な機種もあるかもしれないのでよく考えてからにしてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月06日 18時26分56秒
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