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2008年07月31日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ
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あれから、三年。。。
では、なくてぇ、ジャズとから、既に丸10日。
元々、ボォーーーーっと、している私なのですが、ここにジェットラグが加わり、この世のものとは思えない揺らめく世界の中で暮らしておりました。軽い二日酔い状態くらいな感じネ。

禁音楽状態が続いていたので、すっかり、綺麗な体に戻り、毎朝起きると「今日はこれ聴かなくちゃ!!」って状態はすっかり抜けていて、自分でもびっくり。
なんか、解放されたらジャズ聴きまくる、って、思っていた気がするんだけど。
まぁ、こんなモン、、かぁ。。所詮は嗜好品だぁ、必需品ではない、なんて、思っていたのですが。。

ふわふわしながら、あれやこれやに追われてる内に、、ジャズストDVDが。。
これがね。。我が家では、、つうか、、私、簡単にみれないのです。
実は、ミニコンポで、DVDも再生出来るんだけど、結構、スゲェ、音になることを発見。。
で、オーディオシステムの中でのDVD再生したいんだけど、普段、自分でTVつけない私には、理解不能な世界なのです。最近なんか機械がドンドン増えて、、もう、何が何する機械やら。。
だいたい、小さなボタンがメチャ沢山ついたリモコンみてると、エッシャーのだまし絵が浮かぶ始末。。
でも、手助けしてもらって、再生。。

まずは、1日目のスワンの放し飼い+ から。

どうやら、当日8:30に新宿に集合して、気持ち悪い凶悪な音楽で悪人になりきりながら、6時間かけて新潟に到着したらしいです。空気濃厚、既に酸欠状態ネー。
そんなこんなで、はじまりました!
冷房聴いたお部屋で、アイコ(古ッ!)飲みながら、ソファーでユッタリ。。独りジャズストだァ~い。

まずは、ガツンと2管ユニゾって、お客さまの高揚感を高める手はず。(笑)
仕方オリジナルのブルース4th Buildから。
いきなり、でかいの、小さいの、の激しい自己主張聴かされ、これまた何故か最初からテンション高いオルガンソロ、そして、待ってましたとばかりに、鼓舞するドラムとのバース交換。(^_^)v
爆笑ものにイケイケ状態。しかし、1曲めからこのテンションで、最後まで持ちます?
チックコリアのバドパウエル、、紛らわしいな。(爆)
すっかり忘れていたが、Eugene Paoがギターで演奏してる。聴いて思いだした。(笑)
これ、良い曲だったねぇ。。

Sidewinderは、ゲストの左利きトロンボーン奏者mickyが加わって、ボントロ対決。
ジャズロックの軽快なリズムにのって、♪が弾む。
こやぎ小のちょっとくぐもったスモキーつうか、ミスティな感じの影リのある音とは、また、違った音色が加わリ明るく華やかな演奏に。
本物の(スライド、ッテ事っす)トロンボーンの音って、力強くてもしなやかな感じしますよね。で、小さな体で迫力ある演奏でしたァ。なんだか、久々、正当派の演奏聴いた気がするぞぉ。
と、セット最後のDb Waltz。
難曲らしいが、聴いてる方は楽しい。わりと単純なパターンを重ねていきながら、勢いでがんがん押してコーラスでごまかす。じゃなくて、アクセントいれてぇ。
聴く方は、部屋に独りなので、、ここで一緒に叫ぶのだな。。
汗みどろの前半終了。
DVDなので、疲れ知らずで直ぐに二セットめ。

お案じみホウランド閣下のPrime Directive。
前回以上に、兄弟の不仲がはっきりラインにでて、良い感じかもねぇ。
始めて聴く人は、二人で会わせる決めの部分で、ほっとするんだろうねぇ。。。(笑)
しかし、フロント二人もなのですが、、仕方さんと西尾さん、絶好調。
仕方さんの、クルクルしたフレーズがんがん飛び出してた。
そして、今回のジャスト縛り、デュークエリントン曲、In a Sentimental Mood 。
本人は、ちょっと臭い過ぎたか?ト、書いていたけど、単に聴く人が言ってしまうと、演奏からの感情って、結構伝わりにくいものなんだよねぇ。
いかにぎりぎりを踏めるか、って、別れめだと思うんだけど。。
少しメロウで濃くブルージィな雰囲気を持った素敵な演奏だったと思うよ。
グロスマン的情感演出、男らしさを感じましたですぅ。

再びゲスト迎えて、サックス対決、市川裕也!Cotton Tail。おぉ、いぇ~~い。
いきなりぶっ飛ばシ気味、テンション高いソロ。
しっかり密度の高いフレーズの連発。滑らかなフィンガリング。
根本的な姿勢は凶悪なんだけど、なんだろうなぁ。。音に明るさつうか若さつうか、あるので、長いソロを聴いていても難解な感じがしません。100メートルの全力疾走みたみたいに爽やかさすらある。
怒濤のバトルの始まりダネ。
普通は、、このあとに吹くのはちょっとビビだろうなぁ。。
でかいこやぎは、基本的に考えてることは同じような路線なんだけど、人生長い分(笑)びくともしない一見余裕の姿勢。力が入ってなさそうで、気がつくと走り終わってる人生にたけたナイスミドル(って、死語カ?)
交互、同時、絡んでぶつかって、すり抜けて、、見事でございました。
ご愛敬ある終演で、自分たちの凶悪さをごまかす術まで、素晴らしイ。
西尾サン、煽ってくれてありうがとう。。
気づけば、、時間がない。最後の曲は、お馴染みYoung and Fine。
これも、回を重ねるごとにこなれて良い感じになってますよね。
すごくカワイイメロディと、凶悪ナソロ。この対比が美しい。
私はこのこやぎ小の演奏好きなんだよね。私的には妙にはまってきこえるのです。はい。
こやぎ大が好き放題は、言うに及びませんよね。

最後ジョイアの八木ブラザーズの宣伝もぬかりなく、、?大盛り上がりで終演。
しかし、、1曲の演奏が、15分近い、って、、まぁ、素敵♪
すごく、楽しい二時間でした。「生で座って聴けた人」、おめでとう!

セットリスト&メンバー(クリック出来るものは、ユーチューブに飛びます)
八木敬之(sax) 八木義之(vtb) 仕方ひろむ(org) 西尾研一(ds)
-1st-
4th Build
Bud Powell
Sidewinder  + ゲスト micky(tb)
Db Waltz

-2nd-
Prime Directive
In a Sentimental Mood
Cotton Tail + ゲスト 市川裕也(sax)
Young and Fine

続く。。







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最終更新日  2008年08月21日 17時35分54秒



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