|
テーマ:気の向くままに 史跡散策(45)
カテゴリ:地元の史跡
基幹バス汁谷で降車して出来町通りを東へ 緩やかな上りの頂きを左に折れ、整備された歩道を歩く 横堤と呼ばれ、この歩道の下には猫が洞池の水位調整用の暗渠があり、この先の矢田川へ導かれます 桜の時期にはピンクのトンネルとなるこの歩道、桜はまだまだです 今日の散歩の目的地は渡しの名残りを見に行く事にします
夏場には歩道沿いに水が流れ、夕散歩には涼やかな場所です 矢田川堤を超え、以前は無かった千代田橋の橋脚下から河原に出ます 気の早いつくしは出ていないかな? 護岸整備される以前は容易に目にする事が出来たつくし まだ早いのか、見えていないのか? 写真に収める事が出来なくて残念 矢田川は毛鉤を振りに良く訪れる川 今年は水温も低く未だ訪れてはいないけれど 子供の頃の白い川を思うと水質は良くなり多くの生物を育む川になってきました 河原を下流へ 矢田川に架かる名鉄瀬戸線の橋脚 これも随分と年月を重ね、相変らず踏切も残っています この風景に矢田川を渡る赤い電車は欠かせない存在だと思うのだが シルバーの車両が目につくこの頃です 対岸の矢田川河川敷 宝勝寺付近から対岸の木ヶ崎公園方向を望みます 渇水期の広い河川敷、歩いて渡れるような川幅も 豪雨の時などは河川敷一杯に水が上がります この周辺の寺社の由緒には、必ずと言っていいほど矢田川氾濫の記述が出てきます 矢田川は洪水の度に流れを変えています、木ヶ崎公園の西に「長母寺」がありますが 昔は「長母寺」の南を流れていたと云われ、洪水で流れを変え 長母寺の北を流れる現在の姿になったと云われます 昔はこの広い川を行き来するための渡しがあったそうです 対岸に戻り、堤防道路沿いを木ヶ崎公園に向かいます 堤防道路から左に入ると公園の入口、右側に二つの石標が見えます 「やだのわたし」と彫られた石標 石標の先が現在の矢田川(宝勝寺方向) 左の石標には1884年6月(明治17)と彫られ、今も昔を語っています 住所 / 愛知県名古屋市東区矢田3丁目16-85 アクセス / 市営地下鉄名城線 砂田橋下車 20分程 2018/2/23 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.24 11:09:51
コメント(0) | コメントを書く
[地元の史跡] カテゴリの最新記事
|