鬼祓い ---鬼に金棒・アイスに黒蜜---
正月三が日に250万人が賽銭を投げに訪れるという鎌倉・鶴岡八幡宮。図1 : 鶴岡八幡宮 参道 (1月5日)その鶴岡八幡宮では、鬼の的を弓矢で祓う 『除魔神事(じょましんじ)』が1月5日に執り行われました。図2 : 射手達烏帽子(えぼし)、直垂(ひたたれ)姿の射手達が、弓を射るための手袋・『弓懸(ゆがけ)』を装着しているところです。図3 : 先頭は小笠原流弓馬術・宗家(の息子だったかな?)先ほどの青装束は門下生で介添えが一人に一人つきますが、さすがは宗家(の嫡男)。介添えをずらりと従えています。図4 : 師範の一射目的を設置する前に、露払いのような意味合いでしょうか。鏑矢(かぶらや)を、『ひょほ~~~ん』 と鳴らし飛ばしました。図5 : 的露払い後に的を設置します。的の裏に鬼がいますが、それはまたあとで。図6 : 射手が的を射る各射手が2本ずつ矢を射ます。図7 : 射手射手は2人ずつ計6人おり、それを6人兄弟にみなすそうです。最初の射手を『太郎』と呼び、長男を示すそうです。ややこしいのが最後に射るのが次男になるそうなので、二人目、三人目以降は三男、四男となる(ようなことを言っていた気がします)。図8 : 的の裏的の裏の『鬼』です。鬼はツノ(書き順で最初に書く部分)をもがれ、逆さに磔(はりつけ)にされ、背中から矢を射かけられるという始末です。あまりのやられっぷりに鬼も大笑いです。図9 : 本殿へ向かう石段1時間半ほどで神事は終了し、参拝に向かいます。え~っと、今日はもう5日だった気がしますが…流石の繁盛ぶりです。図10 : 杉本寺参拝後は、坂東三十三ヶ所・鎌倉三十三ヶ所の一番寺である杉本寺へ。ずいぶん昔に、台風で損傷した茅葺き屋根の見舞金を奉納したところ、『屋根を修復したからまた来てね~』 と昨年に案内状がきたので行きました。鎌倉最古の寺・杉本寺は運慶作の仏像を好きなだけ鑑賞できます。なにせ囲いもなしにドカンと置いてあるので、迫力満点です。鎌倉にお越しの際は是非ともお越しください。図11 : 無心庵甘味処:無心庵で休息です。鎌倉は江ノ電が住宅街ぎりぎりを走っているので、こんな場所がちらほらあります。踏み切りなんかないので線路を直接渡って行きます。図12 : 至福の一時クリームあん豆かん(黒蜜をかけた状態)(おしまい)----------