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このブログは私の遺書であり記録である 研究関係はノートに書き残すが、思考回路の記録はここに記す
人間は考えすぎた 思考の果てに破滅を見てしまい どうすればよいのかを考えた -------------- 虫を食らう植物に変化した ただ栄養源を虫に求めただけで 天敵は相変わらず虫だった -------------- 地球の温暖化が進んだ 寒がりな細菌は喜んで増殖し 指数関数を驚かせた -------------- 南極の氷が解けたので 重要な案件を放り出し 深海魚は水圧と眠りに落ちた -------------- 人間は数学で自然と会話をした 心でも会話ができると人間は言ったが 自然には心がなかった
人間は結晶の如く生活する 納得することは思考停止と同じこと。 物事に捕らわれない。 人は見えない世界を、想像力で信じることができる。 歴史は未来に作られる。 by アスピリン 限りある命で、無限の知識を追い求めることは危険極まりない。 危険を承知で、知識が己を賢くすると考えるのはなおさら危険である。 人は知識に惑わされるのではなく、知識を超えなければならない。 by 荘子 結果だけの知識は、料理名と同じである。 レシピを知らないと、他人に知識は振舞えない。 by MASA セレンディピティ(Serendipity):何かを発見する能力のこと バクテリアの憂鬱 ---深海魚は水圧と共に眠る--- [全515件]
【ミクロの画像は今回登場しません。あしからず ---------- 今月の13~15日に、築地の横にある晴海トリトンスクエアにおいて、 全国から100人以上の左官職人が集まる 『前代未聞! 大江戸左官祭り』 が開催されました。 何ともマニアックなイベントに心躍り、最終日に親友と行ってきました。 ![]() 図1 : 入り口はコテ売り場 祭りは10時開催の為、早めに行ったもののすでに職人たちは作業をしていました。 時間になれば何かアナウンスがあるのかと思いきや、10時を過ぎても何も起こらず、 ただ粛々と職人たちが作業を進めていました。 アナウンスもなく、案内板もなく、 ただただ職人たちがもくもくと土いじりをしているのを眺める祭りとは・・・ ポスターに偽りなし。 まさに前代未聞でした。 ![]() 図2 : 擬木制作中 遊園地などで見かける岩や木は、漆喰であることが多いようです。 図2では、漆喰を用いて木の一枚板を表現しようとしています。 この段階では土の塊です。 ただ、職人は一切口を開くことはありませんでした。 土を眺め、表面を削り、土を触り、コテを押しつける。 口でぐだぐだ言うより、動作そのものが雄弁に語っている! ・・・なんてことはなく、多少は説明をしてほしいものでした。 ![]() 図3 : 謎の物体 土を丸く盛り上げた、謎の物体がありました。 『この大きさは、普段のの3倍の大きさなんですよ。こんな大きいのは人生初です。 失敗するかもしれないけれど、そのつもりでお願いします』 祭りの最中、職人から聞けた説明はこれだけでした。 普段の3分の1のサイズであろう、その丸い物は一体何であるのか、 聞くタイミングを逃し謎のままです。 ふらりふらりと作業見学を梯子しているうちに、立ちっぱなしなのでお腹が減ってきました。 一旦、築地でお寿司を食べた後、築地本願寺に散歩をしに行きました。 ![]() 図4 : 築地本願寺 築地本願寺は、日本の寺とは思えないほどお洒落な形をしています。 ここでは解説はしないので、実際に目で見てその面白さを体感してください。 ![]() 図5 : 築地本願寺 狛犬 狛犬はもはやスフィンクスそのものです。 ステンドグラスやパイプオルガンなどもあり、なかなかに面白い寺です。 築地にお越しの際は、ぶらっと立ち寄ってみてください。 ![]() 図6 : 擬木途中完成 寺で煩悩を落とし、祭りに戻ってみると、擬木が一旦完成していました。 色付けは夕方のようです。 う~む。 見事なコテ先の技術です。 ![]() 図7 : のろ入れ 謎の物体にも、ついに色が入りました。 (他の職人に対して) 『のろはこれしか作ってないから、間に合わせてな』 どうやら赤い泥を 『のろ』 と言うようです。 コテコテと「のろ」を塗り伸ばし完成。 ![]() 図8 : 謎の物体 完成 ビニールテープの切れはしに 『加賀刷り』 とあったので、 この技法の名前だと思います。 そんな事には目もくれず、粛々と作業している職人達。 ![]() 図9 会社名をコテ先で制作中。 技法は説明がないので不明です。 ![]() 図10 : 完成? おそらく完成しているのだと思います。 それぞれの漆喰は各地方の伝統技術だそうですが、看板がないので どれが何なのかわかりません。 今回はかまどの作製を見に来たのですが、すでに完成していました。 無念。 どうやら昨日中に完成してしまったようです。 ![]() 図11 : 竃 かまどはオークション形式で、 下が30万円、上がダブルなので60万円から販売していました。 ダブルのかまどはキャスター付きなので移動に便利! 祭りを去った後は、築地の横にある浜離宮に行きました。 ここは散歩をするのにもってこいの場所です。 ![]() 図12 : 菜の花畑 菜の花の香りが舞っていました。 激写しているのは一緒に行った友人です。 浜離宮から、水上バスで浅草に向かいました。 ![]() 図13 : 勝鬨橋 祭りが開催されていた埋め立て地と築地を結ぶ勝鬨橋(かちどきばし)を、 水上バスから見上げたところです。 勝鬨橋には色は付いていませんが、 日の出桟橋から浅草までに様々な色の橋をくぐります。 橋に色が付いている訳は、遠目から見てどの橋であるのかを分かるようにしているのでしょう。 ![]() 図14 : 船内からスカイツリー 浜離宮から1時間ほどで浅草に着きます。 浅草に近付くと、スカイツリーが見えてきました。 その後は浅草の温泉で汗を流した後、 飯田橋にていつものようにぐだぐだと夜更けまで過ごしました。 ---------- 顕微鏡写真は訳あってしばらく載せられません 今しばらくお待ちください ----------
年賀状は親しい友達にのみに送るので、挨拶は『謹賀新年』など書かずにいつも簡単にすませます。 特に今年は大震災があり、友達も被災したため控えめな挨拶にしました。 年賀状の絵は毎回手書きです。 ![]() 図1 : 今年の年賀状(下絵) 細い筆ペンとクーピーで書きあげた下絵です。 辰の絵は書くのが大変そうなのでタツノオトシゴで誤魔化しました。 左下のスペースに個々人に一筆書いて、あとは海藻に色を塗って完成です。 字が下手くそなのは、使い慣れない筆ペンの所為です・・・弘法も大笑いです。 賀正の背景を青くしているのはちゃんと意味があるのですが、あえて書きません。 ---------- ブログに御来訪の皆様、本年もご指導の程よろしくお願いいたします。
![]() 図1(再掲図) : クチビルケイソウ 微生物は個々に掲載すると、スケールがあっても大きさのイメージがつかみにくいです。 例えば、サヤミドロとケイソウを一緒に写すと、図2のようになります。 ![]() 図2(再掲図) : サヤミドロの仲間 大きさを見て分かるように、ミドロ系はとても大きいので、微生物界では敵なしです。 先っちょが膨らむのが、サヤミドロの特徴です。 ---------- 【球の表面積・体積を求めよう!】 【第10号:最終号】 今回は、球の表面積をさらっと導出します。 頭の中で、球を細かく切るイメージを持ってから読んでください。 ![]() 図3 : 球体の表面積 途中式は、(底面積)×(錐体の数)=(球の表面積) の変換を使います。 ≪赤字の箇所≫ 細かく切った錐体の底面積を全て足すと、球体の表面積になるというところがポイントです。 シリーズはこれにておしまいです。 何か質問がありましたらお気楽にどうぞ。 ---------- 【おまけの数学者】 ![]() 図4 : ラグランジュ 解析力学はまさに数式でかかれた詩です。 ![]() 図5 : ラプラス 複雑な電気回路の計算を、電気学者ヘヴィサイドが『ある変換』を用いて初めて解いたが、 その『ある変換』が成立する理由が誰も分かりませんでした。 ヘヴィサイドは『ある変換』が成立する理由を 「数学は定義の上に構築されるものではなく、なんとなく適当に作ればよい」 と公言したため、当時の数学者達から猛烈な非難を浴び、 他の偉大な業績も含め、認められることなく不遇な生涯を送ることになりました。 その後、ヘヴィサイドの『ある変換』が成立する意味を、 数学者カールソンが証明する際に使ったのが、図5の公式です。 そしてこの 『ある変換』 は 『ラプラス変換』 と名付けられました。 しかし今までの話は、ラプラスが登場してから100年後の話です。 何故、歴史をさかのぼってラプラスの名が付けられているのかと言うと、 数式の登場した意味合いは違えど、彼の名著 「確率の解析的理論」 において この式が初登場したためです。 定理の名前は、必ずしもその名の人物が発見したわけではないことが多々あります。 しかし名前を付けると使用しやすいので、慣用的に名前が使われているのです。 ヘヴィサイドが余計な事を言わなければ、ヘヴィサイド変換と呼ばれていたはずです。 ヘヴィサイド・・・無念なり。 ----------
このマレットで・・・ ![]() 図1(再掲図) : 家持ち微生物 叩くと・・・ ![]() 図2(再掲図) : 音階ケイソウ 回りに漂うミクロの音符。 ---------- 【球の表面積・体積を求めよう!】 【第9号】 前回分で円錐の体積の公式を導出したので、球体の体積を求めることができます。 ![]() 図3 : 半球・三角錐・円柱 の体積関係式 第9号は、これで完結です。 球体の体積がついに導出できました。次回最終回は球の表面積を導出します。 何か質問がありましたらお気楽にどうぞ。 ---------- 【おまけの数学者】 ![]() 図4 : オイラー 数学者泣かせの数学者はオイラーさ・・・お後がよろしい様で 新しい定理を発見しても、すでにオイラーが発見しているのではないかと 当時の数学者は戦々恐々でした。 人生をかけて発見した定理が、実は20年前にオイラーが発見していた事を知り、 失意のあまり数学者を廃業した人もいました。 ![]() 図5 : ダランベール ---------- 【おまけの解答】 前回載せた算額の解答は用意していませんでしたが、 花村美葉さんが問題に挑戦してくれたので、簡素ですが解答を載せます。 ![]() 図6 : ばんなじ の解答 ----------
![]() 図1(再掲図) : サンショウモの根 ![]() 図2(再掲図) : ミドロの仲間 ---------- 【球の表面積・体積を求めよう!】 【第8号】 前号では四角錐の体積公式を求めました。 今回は、四角錐の体積公式が、全ての錐に適用できることを示します。 ![]() 図3 : 錐体の体積2 四角錐でない錐体は、体積と高さを変えずにその形を四角錐に変えることができるため、 錐体の体積は、(底面積)×(高さ)÷3 で求まります。 第8号は、これで完結です。 円錐の体積が求められるので、次回分で遂に球体の体積を求めます。 何か質問がありましたらお気楽にどうぞ。 ---------- 【おまけの数学者】 ![]() 図4 : ド・モアブル ![]() 図5 : ヨハン・ベルヌーイ ---------- 【おまけのおまけ話】 ~和算~ 明治時代に西洋の数学が導入される以前に、日本では古代から明治まで独自の数学 『和算』 が発達しました。 天才和算家の関孝和が登場した江戸時代に和算は最盛期を迎え、 実用的なレベルを越えた高度な数学が発達していきました。 関孝和の和算は 『関流』 と呼ばれ発達し、他の流派はその足元にも及びませんでした。 それはあたりまえの話で、この当時の関流のレベルは世界一と言っても過言ではないものでした。 ただ和算には ・極限の概念がない ・表記が漢字、漢数字を使っていて分かりにくい という2つの問題点がありました。 しかし自分が思うに、和算が明治以降ももし発達していれば、 極限の概念も登場したように思います。 現代ほど江戸時代は娯楽がなかったためか、数学が娯楽として扱われており、 『塵劫記』という数学書がベストセラーになるほど、当時の庶民は数学に夢中でした。 『塵劫記』は現代語訳したものが今も出版されています。 江戸時代の庶民は数学を楽しみ、難しい問題を解いた喜びや、問題を作った感動を、 数式を板に描き込んだ『算額』 として表現し、それを神社仏閣に奉納していました。 この算額という文化は世界の歴史上例を見ないものであり、 重要文化財や民俗文化財に指定されている算額も存在します。 例えば、【球の表面積・体積を求めよう!】 の 【第3号】 で解説した ピタゴラスの定理を知っていると、このような算額が解けます。 ![]() 図6 : ばんなじ の算額 下に現代語訳を載せています。 ご覧の通り、算額は 『問題』 と 『解答』 が一緒に描かれていることが多いです。 つまり当時の数学とは、数学の解答を求めることではなく、 答えに至るプロセスを楽しむものだったのです。 答えばかりを追い求める現代の数学教育は、和算の姿勢を見習うべきです。 ----------
植物は種類が豊富なのでサンプルに困りません。 ![]() 図1(再掲図) : 水仙の葉(表) 以前、植物ごとの気孔の密度を計測していました。 定期的に気孔密度のランキングが更新される中、 『気孔の数は必ずしも一定であるとは限らない』 という衝撃の論文に出会いました。 そのため、気孔密度のランキングという試みは道半ばにして頓挫しました。 ![]() 図2(再掲図) :ガーベラの茎毛 植物は様々な品種がつくられている半面、それぞれの研究は進んでいません。 しかし資金繰りが苦しい昨今、研究する見返りが期待できないため仕方のないことです。 ラボで名付けた、『花毛』『茎毛』を図鑑に載せる日が楽しみです。 ---------- 【球の表面積・体積を求めよう!】 【第7号】 前回では球の体積を求める直前まで来ましたが、まだ円の体積は分かりません。 なぜなら、円錐の体積の公式を導出していないからです。 というわけで今回は、錐体の体積の導出です。 ![]() 図3 : 錐体の体積1 錐の体積公式の、3分の1はこうして導くことができます。 しかし今回説明したのは、底面が四角である四角錐の場合だけです。 次回、これを円錐に持っていきます。 第7号は、これで完結です。 丸い物を求めるのに、とがった物が必要なところが、数学の妙味です。 何か質問がありましたらお気楽にどうぞ。 ---------- 【おまけの数学者】 ![]() 図4 : ニュートン 歴代の天才物理学者3名を挙げろと言われれば、ニュートンは必ず入ります。 現代の理論物理学者スティーヴン・ホーキングは、ニュートンが嫌いなようですが、 会ったこともない昔の人を何故嫌いになれるのか不思議です。 ![]() 図5 : 関考和 現代のような便利な数学表記がなかったにも関わらず、 関考和は驚異的なレベルの数学を独自に発見しました。 ヨーロッパに生まれていれば、もっと名を馳せたに違いありません。 ----------
ぐうぐう・・・。 ![]() 図1(再掲図) : 座敷猫 寝るのが仕事。 ![]() 図2(再掲図) : ケイソウの仲間 微生物は場所・環境によって生活している種類が随分と異なります。 これまでは身の回りの水たまりを使用していましたが、 今後はどこぞの沼や川の水も覗いてみたいと思案しています。 ---------- 【球の表面積・体積を求めよう!】 【第6号】 今回は、第4号と第5号で求めた断面積を使用します。 ![]() 図3 : 半球・三角錐・円柱 の関係式 今回は、半球・三角錐・円柱 の関係式でおしまいです。 繰り返しになりますが、この式が意味するところは、 どの高さにおいても断面積の関係式が成立する。 ということです。 てっぺんから底の方までスライスしていき、全ての高さにおいて、 (半球の断面積) + (円錐の断面積) = (円柱の断面積) が成立するので、スライスしたものを全部くっつけた (半球) + (円錐) = (円柱) が成立することになります。 半球・三角錐・円柱にはこのような驚くべき関係性があります。 なお、この関係式が理解できると、もれなく『微分』 を理解する力もついています。 第6号は、この関係式で完結です。 登場はしませんが、振り向けば微分の香りがする数学の世界にどっぷり浸かりました。 何か質問がありましたらお気楽にどうぞ。 ---------- 【おまけの数学者】 ![]() 図4 : フェルマー 一見簡単そうなフェルマーの何気ない書き遺しは、誘蛾灯のように数多くの数学者を引き付け、 当時のレベルでは決して解けない問題だと気がつくはずもない彼らの時間を浪費させた。 ![]() 図5 : パスカル パスカルは、歯痛を紛らわすため考え事しているうちに、未解決であった サイクロイド曲線に関する理論を作り上げたという。 時代順に数学者を載せていましたが、フェルマーが登場したので、 現代の数学者ワイルズを載せます。 ワイルズは難攻不落の 『フェルマーの最終定理』 を解決しました。 ![]() 図6 : ワイルズ ---------- |一覧| |
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