自然界と人間の感覚 ---見えることの意味---
いつものように休憩室で珈琲の香りを楽しんでいると、前に座ったKF先生が、何かのパックを冷蔵庫から取り出して食べ始めました。見るとそれは海藻サラダでした。 自分 「面白いものを食べてるね。海藻が好きなの?」 KF 「違うんですよ~。この時間になるとお腹がすいちゃうので、カロリーの低いものをおやつ代わりにしているんです。最近太っちゃって、お菓子は控えてるんです」 GM 「そういえば、前は春雨カップを食べてましたね」カントリーマアムを手でちぎり口に入れると、GM先生は微笑みながら言いました。 TH 「確かに海藻はお腹にたまりそうですね♪」カントリーマアムを丸かじりしながら、TH先生はご機嫌そうに言いました。 自分 「・・・こぼしてない?」 TH 「ふふふ、ばれましたか♪ 実は気がついていました♪」 自分 「KF先生も、少しくらいならお菓子を食べても大丈夫じゃない?」 KF 「その少しが命取りなんですよ」 TH 「そうなんですよね♪」そして女性陣の体重談義が始まりました。この話に 「1キロは誤差じゃない?」 と、口を突っ込むとひどい目にあうのは経験から知っているので、珈琲をすすりながら、だんまりを決め込みました。---------- 自分 「色素の事なんだけど・・・」色素と構造色、波長と人間の視覚関係をどう説明すればよいかGM先生に相談しました。 GM 「難しいですね・・・でも色だったらあれはどうですか」 自分 「あれ?」 GM 「何て言うのか…盲点。 じゃなくてその類の」 自分 「錯覚?」 GM 「それです! 私、いくつか持ってますよ」 自分 「成程! 流石マニアックだね。 じゃあ、いくつかデータをくれない?」 GM 「じゃあ、メールで送りますね」そして、いくつか面白い画像を手に入れました。≪用語解説≫【KF先生】:自分は内容を知らないが、生物専門。 カビと微生物に造詣が深い女性。 どんな時でもニコニコしている。 休憩室では転寝をしている姿をよく見かける。【GM先生】:自分は内容を知らないが、化学専門。 妙にエレガントな雰囲気をまとっているソバージュの女性。 動作やしゃべり方はゆっくりしている。 彼女が起こった時はアルマゲドンが起きると言われている。【TH先生】:自分は内容を知らないが、経済専門。 スパッゲッティーとリラックマが好きな女性。 語尾に♪が付くような独特の発音をする。----------人間の色の認識が、周りの影響をどれほど受けるのか錯覚で遊びながら確認したいと思います。まずは図1です。AとBのタイルの色を答えてください。図1実は、『AとBのタイルの色は同じ』 です。続いて図2です。パイプの交差している部分の色をそれぞれ答えてください。図2実は、『パイプの交差している部分の色は共に同じ』 です。はたして、本当に同じなのでしょうか。この図に少し手を加えて解説いたします。(続く)----------