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2011(国内編)


2011マイベスト国内.jpg


1位 「水滸伝」(北方謙三) REVIEW2.png
★ 歴史・伝奇 ★





こんなにも強くてカッコイイ漢達を見てしまったら、現実には戻れませんよ~(笑)
どこまでも自分の信念を貫く、「散り際」がひときわ美しい108人の豪傑達。
「楊家将」&「血涙」もあわせて読んで欲しい名作です。心からオススメします。






2位 「三国志」(北方謙三) REVIEW2.png
★ 歴史 ★





「水滸伝」に続き、2位にランクインしてしまった…。でも面白いんだから仕方がない。
「父親殺し」として血も涙もない印象だった呂布の描き方が、とんでもなくカッコイイイ。
北方さんの描く男達は、何故こうも魅力的で、そして儚いのだろう。。。






3位 「夢の上」(多崎礼) REVIEW2.png
★ ファンタジー ★


  



ファンタジーは「どこかで読んだような」か「度肝を抜かれるような世界観」どちらかです。
この作品は後者。「夢売り」「影使い」等、多崎さん独自の世界観が素晴らしい!
可愛い表紙絵からは想像もできないほど、切なく、壮絶で、愛おしい愛のかたち。






4位 「聖餐城」(皆川博子) REVIEW2.png
★ 歴史・ファンタジー ★





800ページという分厚さに躊躇してはいけない!是非読んで下さい!!(笑)
神聖ローマ帝国の三十年戦争を題材にした物語。重厚ですが、全然堅苦しくないです。
アディとイシュア、性格も境遇も全く違う二人の少年の友情に涙、涙……。






5位 「壬生義士伝」(浅田次郎) REVIEW2.png
★ 歴史 ★


壬生義士伝(上).jpeg 壬生義士伝(下).jpeg


下巻、とにかく泣いて泣いて泣きまくった本です。決して誇張ではなく。
新選組の隊士、吉村貫一郎という人物の凄絶な生涯を描いた物語です。
何かと悪く見られがちな新選組だけど、これを読んだら見方が変わるかも。






6位 「沖田総司」(大内美予子) REVIEW2.png
★ 歴史 ★





若くして亡くなった、新選組の一番隊体調・沖田総司の半生を描いた物語。
天才的な剣の腕を持ちながらも、やがて病魔に冒されてゆく薄幸の美青年。。。
…という、乙女の夢を壊さない素敵すぎる総司像を堪能できる本です(笑)






7位 「私たちが星座を盗んだ理由」(北山猛邦) REVIEW2.png
★ ミステリ・SF・ファンタジー ★





この作品は……一体何にジャンル分けしたら良いんだろう??
基本はミステリなんですが、ファンタジー要素やSF要素がミックスされてます。
最後の1行で全てがひっくり返される、ブラックな短編集。クセになります!!






8位 「鬼の跫音」(道尾秀介) REVIEW2.png
★ ミステリ・ホラー ★





うん…。怖いですよね、表紙。私も未だに直視できなくて本棚の奥に封印してます(笑)
じわじわと悪夢が忍び寄ってくるような、薄気味悪い(褒めてます)短編集。
どのお話もちょっとした仕掛けが隠されていて、面白い。そしてレベルが高い。






9位 「竜が最後に帰る場所」(恒川光太郎) REVIEW2.png
★ ホラー・ファンタジー ★





幻想と現実が混ざり合った恒川ワールドが堪能できる一冊。「夜行の冬」は秀逸!
人間の黒い部分、おぞましい部分がオブラートに包まれているようで。
ほぼファンタジーに近いのだけれど、時々ゾクリとした怖さがあるのがツボ。






10位 「死者のための音楽」(山白朝子) REVIEW2.png
★ ホラー・ファンタジー ★





乙一さんの別名義本。あちこちに乙一さんらしさが感じられる短編集です。
残酷で凄惨な描写の中にも、切なさと優しさがちらりと垣間見える絶妙なバランス。
つい先日文庫化されたようなので、未読の方はこの機会に是非読んでみて下さい♪




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