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明治の町家   姫路の春霜堂  

明治の町家   姫路の春霜堂  

春霜堂の一こま、夏の終わり

いろんな表情を見せる春霜堂


波打つ甍にまどろんで
甍


庭木の間にも
庭木


晴れた日には虹が見え隠れ
前栽に散水



ここでゆっくり読書に時間を忘れ
中庭の石庭



祖母の遠い遠い思い出
離れ座敷


時間は緩やかに流れていく。。
ファーザーズ・クロック


すだれの向こうは空蝉か
二階座敷から外を望む


幾多の時の試練を乗り越えて
吹き抜け



祖母が、そして母がまどろんだ日々
二階中之間から



いつの日も緑の色もまぶしく
蘇鉄


風に騒ぐ棕櫚
棕櫚竹



時として心に響く風鈴の音色
風鈴


暮れゆく頃
黄昏前


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