ネスヴィジ城から約30kmに位置するミール城も
世界遺産に登録されています
15世紀末から16世紀初めにかけてゴシック様式の城として建設され
1568年にリトアニア大公国の大貴族であるラジヴィウ家の手に渡り
ルネサンス様式の城として完成 …ここもラジヴィウ家です
17~18世紀の戦火で破壊され、その後修復されるも
1938年に最後の城主となったニコライ・ミール公亡き後
国が管理する文化財となり、現在城内は博物館になっています
見かけはネスヴィジ城よりお城っぽいわね
なんだかおとぎ話にでてきそう…
中は博物館になっているのであまり情緒は無いのだけれど
ところどころ当時をうかがいしれるようなところも
天井がとてもステキ
天井の模様が印象的なダイニングルーム
でも… 展示品の中で何と言っても好きなのは
剥製達 かわいいやらおかしいやら
モモンガかい っとか
パンダかい っとかね
ミール城も暖炉のタイルが 好きだわ
ここの敷地には花がいっぱい
ギボウシや百合が満開で色を添えていました
最後の街ミンスクに到着
夕食代わりにビール!おしゃれなグラスでした
朝食の品揃えが良かったぁ~
Crown Plaza Minsk
Kirova 13 | 13 Kirov St, Minsk 220030, Belarus
ベレジナ川の支流シヴィスワチ川と
ニアミハ川の河畔に広がる首都ミンスク
1242年にリトアニア大公国に併合され
その後ロシアやポーランドに占領され…
1793年ロシアに併合されました
第二次世界大戦後かつての建築を再建するのでなく
スターリン様式の都市計画が実行されたので
無機質な建築物がも多く建ち並んでます
1986年、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所の事故で
実はウクライナよりベラルーシの方が甚大な被害を受けたため
地方の住民の多くがミンスクに移り住んだとのことで
人口も多い、大都市です
1934年に建設された国会議事堂や大学が囲む独立広場
国会議事堂前にいらっしゃるのは
ウラジーミル・レーニンさん
多くの旧ソ連国で取り壊されたりしていますが
ベラルーシでは健在です …沿ドニエストルもそうね
デパートはグム百貨店っぽくてやっぱりソ連系
ココはKGB(国家保安委員会) えっ えっ まだあるの?
ロシアでさえKGBの名称は現在使われていませんが
ベラルーシではKGBの名称はもちろん
ソ連KGBの機構をすべて受け継いで運営されているそうです
街はすっきりしています
正面の白い建物は昔の街への入り口となったところ
言わばミンスク発祥の地
右側に広がるのがトラエツカヤ旧市街区
戦前の古いベラルーシの街並みを再現した
ヨーロッパの雰囲気を感じられる街並みです
1600年代にカトリック教会としてバロック様式で建設され
1852年にロシア正教会へと変わった聖霊大聖堂は
シヴィスワチ川を見下ろすように建っています
イコノスタシスが素晴らしく
特に「ミンスクの聖母」は奇跡を起こすと
信じられていて礼拝者が後を絶ちません
この風景はいわゆるスターリン計画通りってやつでしょうか
無機質な建物が並ぶ様は「そのうち世界遺産になるかも」って
ガイドさんが言っていましたが、それはどうなんだろ
ソ連が誕生するきっかけもなった10月革命を記念して
名前がつけられた10月広場は独立広場に次いで大きな広場
↓コンサートホール↓や↑カルチャーセンター↑などがあり
ベラルーシの0kmポイントが設置されていました
近くにはPAULもあった!
聖母マリア大聖堂の向かい石造りのミンスク市庁舎は
もともとは1591年から1601年の間に建てられたのですが
1847年にロシア皇帝ニコライ1世の命令により
取り壊されてしまったため、現在のものは2004年に
壁の厚さにいたるまで忠実に再現し再建されたものだそう
の前に立っているのは初代市長さん?
サーカス? ピエロのオブジェ
勝利広場には大祖国戦争(第二次世界大戦中のソ連と
ナチスドイツとの戦い)でのソビエト軍と
ベラルーシ人パルチザンの犠牲を追悼するためと
自由の獲得を記念して高さ38mのモニュメントが
建てられており、不鎮の火が点されています
そろそろ空港に向かいます
この日は帰国日、モスクワ経由で帰国です
無機質な共産党時代のアパートの側面が
おしゃれ不気味に?変身
ミンスクの空港は小さかったですが
それに比べてラウンジが大きい!
ま、無駄に大きいって感じでガッラ~ン
ビールが んまっ
ミンスクからモスクワは国内線扱いってのにオドロキ
出国しなかったよ …良いんだろうか
どんなヒコーキくるんだろ ってドキドキ
だったけれど、意外にというか新しい機材だったぁ
周りにはこんな古いのもあったからさ
国内線扱いだったけど機内食もでました
アルコールの提供は無しです
モスクワからはまたまた鶴丸
侍ジャパンペイントでした
モスクワは近いわよね~
9時間半かからず成田だもの…
ハワイからとあまり変わらないってのが不思議
機内食は… 期待していなかったのに
往路より美味しかった ほっ
そんなこんなの9日間の旧ソ連の東ヨーロッパ旅行
ウクライナで100か国目を迎え、ベラルーシで101!
大台に乗りました
もっとソ連っぽいイメージが濃いのかと思っていた
3か国でしたが、西欧までいかずともスラブ色との融合
そしてそれ故のエキゾチックな雰囲気があり
とても美しい国々でした
ルーマニア寄りのモルドバ、スラブ寄りのウクライナ
ロシア寄りのベラルーシとそれぞれ美しい景色でした
今回も長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございました
次回は9月… またこの近所
向こうで待ってりゃ良かったかしらってところに行く予定です ....fin.
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