ニコシアはヴェネツィア共和国統治時代の
16世紀に築かれた城壁に囲まれた城郭都市
ニコシアは英語読みで、ギリシャ語読みの
レフコシアとも呼ばれているので混乱することも…
ニコシア旧市街はとってもとってもギリシャっぽい
現在は文化センターとして使われているのが
城門のファマグスタゲート(トップ写真)
15世紀中ごろから火砲に対応するため
イタリアで築かれるようになった星形要塞
ニコシアの城壁もそのようになっていて
突起部にあたる稜堡(りょうほ)が
11ヶ所あったそう …星形じゃないじゃん
市内には3つの城門があったそうですが
そのうちの1つがファマグスタゲート
カラフルなドアや窓枠
アールのあるバルコニーがステキよね
キプロスの北部は北キプロス・トルコ共和国に
なっていて(トルコしか認めていないけど…)
1974年以降ニコシアの街も分断されていて
どちらもそれぞれの首都になっている状態
ココは南側 ってことで、ギリシャの雰囲気
現在ではドンパチはないそうですが
国連によって緩衝地帯は守られていて
南北の通行にはもちろんパスポート
コントロールもあるんだよね
キプロス独立時の初代大統領で
大主教のマカリオス三世のお宅
の、お隣が1662年にビザンチン様式で
建てられた聖ヨハネ教会
シンプルなファサードですが
大主教座が置かれている大聖堂で
聖堂内にはすんばらしいフラスコが…
…なんですが 正教会に多い例のお決まりごと
聖堂内の撮影は禁止なんだよね(T T)
中は本当に豪華!
「聖バルナバの出現」っていう
建築当初のフレスコ画が
残っているって貴重ですよね~
保護のためにというのもわかるけれど
撮影しておかないと記憶に残らないんだよね~
教会の隣のきれいな建物は博物館らしい
英国からの独立10周年を記念して建てられた
独立記念碑は、牢屋からの脱出がモチーフ
って聞いたんですけど そう?そうかな?
キプロスの遺跡から発掘された
遺物やお宝が展示されるキプロス考古学博物館
キプロスは9000年の歴史があるとか…
こちらの展示品は紀元前の新石器時代から
ビザンチン時代にかけての遺物や財宝
エントランスの天井の木組みと
アズレージョのようなタイルにホレボレ
キプロスのお土産物屋産でもよく見かけた
人が手を広げて、膝を折り曲げ少し屈んでいる
ように見える十字型の石像、ポモスの偶像
紀元前3000年ころのもので
ピクロライトという石で造られているそう
十字架だけどキリスト教とは関係ないみたいね
お墓から見つかることが多く
装飾品や供え物として使われていたそう
キプロス発行の1ユーロと2ユーロコインにも
裏側にデザインされていましたあ
兵馬俑?って思っちゃった紀元前11世紀ころの
戦士?達の像 …アジア系お顔な気がします
古くから文明が栄えたエジプトとギリシャ
その2国にほど近いキプロスは
当時から影響を受けやすかったのか
どことなくエジプトやギリシャの
博物館にいる気分になっちゃう
大きな黒い男性像はローマ皇帝
シリアのパルミラ神殿の記念門を造った
セプティミウス・セウェルス帝
角の神様?(直訳だけど)
角のある帽子をかぶった青銅像は
紀元前2世紀のころのもの
愛と美の女神アフロディーテが
我が家と呼んだキプロス…
その美しいアフロディーテ様
紀元前1世紀ころのもの
あらま、べきべきに割れた青銅像
見ごたえのある博物館にお別れ…
旧市街に戻ります
木が多くて気持ちの良い通り
まだ少しランチには早いお時間
段々とお店が開いていきて
お買い物心に火が灯るっ!
くすんだブルーと鮮やかなブルー
どっちもステキです
教会もありました ね
この後ランチに行くのですが…
閑話休題
ニコシアで泊まったホテルはこんな↓
写真を撮り忘れたのでお借りしました
旧市街にあって便利だったし
狭かったけれど必要最低限のファシリティは
揃っていてよかったな
ホテルのレストランでディナーも朝食も…
ビールは缶ビールだったのが残念ね
朝食は種類は少なかったけれど
チーズがおいし~~ ので全然OK
ディナーのラザニアが不思議な感じ
シートじゃなく、つぶつぶのパスタ…
ギリシャ風なのかしら?
Royiatiko Hotel
Apollonos 27 Old town center, Nicosia
続きはこちら 4. 北キプロス・トルコ共和国キレニア ~ベラパイス修道院 ~キレニア城
2019年9月:アフロディーテが愛したキプロスの旅トップに戻る
国内旅行記トップへ
海外旅行記トップへ
Instagram はこちら(^^♪
☆★ブログランキングに参加しています★☆
一日一回ポチッと応援クリックよろしくお願いします
こちらもよろしくね
|
メッセージは
こちらからお願いします
|