カテゴリ:グッズ
デジタル顕微鏡というと、これまでも製品は発売されていたのだが、作りがちゃちだったり、倍率が不満だったり、撮影できる解像度がVGA程度で低かったりと、あまり満足のいくものがなく、欲しいなぁとは思いつつ、買うまでには至らなかった。
なので、この記事のエグゼモードから発売されているデジタル顕微鏡のレビュー記事を読んで、一気に欲しくなってしまった。 理科好き大人必見! 夏こそ楽しいデジタル顕微鏡 「EV5610」「GE-5」という二つの製品が紹介されているが、随分性格が違う。 「EV5610」は、生物顕微鏡と言われるもので、プレパラートに試料を載せて、観察するタイプの製品。「GE-5」は、実体顕微鏡と言われるもので、立体の観察対象をそのままの形で拡大し観察する対応の製品だ。 それ以外にも、仕様はかなり違うので、設計は全く別物と考えた方がいい。 生物顕微鏡「EV5610」 液晶モニタで確認できる本格的スタンドアローン電子顕微鏡「aigo EV5610」 ・スタンドアロンで動作し、撮影した静止画・動画を、512MBの内蔵フラッシュメモリかSDカードに記録可能(パソコンにUSB接続して、取り込みも可能) ・光学倍率40~400倍(デジタルズーム併用で最大1600倍) ・200万画素のCMOSイメージセンサー搭載 ・微動調整装置や落射照明など、かなり本格的な生物顕微鏡機能も装備 ・3.5型の液晶ディスプレイ ・動画は3gp形式で、解像度は320×240ドット ・ストラップで肩から提げて持ち運べる専用ケース付属 ・解剖用ハサミ、スライサ、プレパラートなどの観察用セット付属 ・シーモンキー育成キット付き 実体顕微鏡「GE-5」 デジタル顕微鏡aigo GE-5 で小さな世界を覗いてみよう ・パソコンにUSB接続して使用し、パソコンで静止画、動画をキャプチャ可能(スタンドアロンでは使用不可) ・レンズ倍率は最大60倍(拡大レンズ使用時180倍) ・130万画素CMOSイメージセンサー搭載 ・動画は、Motion JPEGのAVI形式で、解像度は静止画と同じで最大6フレーム/秒 ・全20灯の反射ライト+投下ライトのLEDライト ・プレパラートをセットできる観察台も付属 ・カメラ部を分離して、手持ち撮影可能 ・USBバスパワーで動作 仕様はかなり違うが、解像度は、いずれも、パソコン画面に拡大しても十分なほどの解像度を持っているし、写真で見る限り、モノとして、玩具っぽいチャチさがなく、精巧感がある。 それでいて、いずれも19,800円と、こうした製品としては驚くほどの低価格だ。 それでも、両方を買う人は多くないだろうから、どちらかを買うとしたら、倍率は低いし、スタンドアロンで使えないが、生物顕微鏡としても一応使える「GE-5」の方だろうか。 子供の夏休みの宿題のために買えば、さまざまな観察に使えて、見栄えのよいレポートにまとめるのも簡単だし、親子で遊べるなかなか楽しいグッズだと思う。 なお、デジタル顕微鏡とくれば、デジタル望遠鏡も欲しくなるところだが、高解像度の撮影が出来る、手ごろな価格の製品がなかなか見当たらない。 こちらも、いい製品が見つかり次第、ご紹介したいのだが。
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最終更新日
2010年08月13日 20時28分57秒
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