カテゴリ:乗り物
→関連記事:スマートフォンでテレマティクス 元気がない高級カーナビのジャンルにあって、パイオニアから、久々に、エポックメイキングなカーナビが誕生した。 パイオニア、先行車や車間を認識する新型「カロッツェリア サイバーナビ」4製品 「AR(拡張現実)スカウターモード」搭載。ドライブレコーダー機能も クルーズスカウターユニットというVGAクラスのCMOSセンサーで、前方の映像を取り込み、ナビ画面に表示すると同時に、取り込んだ画像をリアルタイムに解析することで、ナビゲーションの情報を、前方映像に重ねて表示することができるのだ。 ルートの矢印は、視野の邪魔にならないよう、空の部分に表示され、先行車を認識して推定車間距離を算出して表示してくれたり、車線またぎや、青信号/赤信号を認識して、警告してくれたりと、カーナビだけでできる最大限の機能を盛り込んでいる。 ドライブ中の走行風景を記録する「ドライブメモリー」機能も搭載しており、事故発生時の証拠にも使えるだろう。 また、「ARスカウターモード」以外にも、地図にない道路でも走行すれば地図上に道路を自動生成する「ロードクリエイター」機能や、購入から3年間無料で通信機能が利用できるFOMA回線のデータ通信ユニット同梱モデルがあったりと、ハイエンドカーナビにふさわしい充実ぶりだ。 もちろんその分価格も高い。 2DINタイプのAVIC-ZH09でも23万円前後。ただ、これに「クルーズスカウターユニット ND-CS1」(5万2500円)、「データ通信ユニット ND-DC1」(2万6250円)を同梱したAVIC-ZH09CSは、25万円前後と2万円しか違わないため、コストパフォーマンスが高い。 買うなら、AVIC-ZH09CSだろう。 それとは別に、機能は同等で5万円高い1DINユニット×2個構成のAVIC-VH09CS(30万円前後)、AVIC-VH09(28万円前後)というモデルも発表されたが、正直私には、存在意義がよく分からない。 最近の車は、大抵2DINのカーナビスペースは用意されているので、AVIC-ZH09では駄目なケースというのが思いつかないのだ。 さて、このような「ARナビ」が出てきたことで、次に期待するのは、自動車のフロントガラスにナビ画面を投射するタイプの新しいカーナビだろう。 ただ、こうした新タイプのカーナビは、カーナビメーカー単独では作りようがない。 おそらく、自動車メーカーのトヨタ、ホンダあたりが、既にカーナビメーカーと開発を進めていることだろう。 今年の秋ぐらいには、出てきそうで、楽しみだな。 【送料無料】 【05/下旬発売予定】 パイオニア carrozzeria サイバーナビ AVIC-ZH09 (7.0V型/地上デジタルTV/2Dメインユニットタイプ)【smtb-u】 【送料無料】 【05/下旬発売予定】 パイオニア carrozzeria サイバーナビ AVIC-ZH09CS (7.0V型/地上デジタルTV/2Dメインユニットタイプ/クルーズスカウターユニット付)【smtb-u】 【送料無料】 【05/下旬発売予定】 パイオニア carrozzeria サイバーナビ AVIC-VH09 (7.0V型/地上デジタルTV/1D+1Dメインユニットタイプ)【smtb-u】 【送料無料】 【05/下旬発売予定】 パイオニア carrozzeria サイバーナビ AVIC-VH09CS (7.0V型/地上デジタルTV/1D+1Dメインユニット/クルーズスカウターユニット付)【smtb-u】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月11日 07時49分10秒
[乗り物] カテゴリの最新記事
|
|