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2011年05月15日

Biblio leaf SP02の白ロムを入手

カテゴリ：電子書籍

→関連記事：電子ブックリーダーbiblio Leaf SP02の買い時

以前、auの電子ブックリーダー「biblio leaf SP2」を取り上げたことがあったが、先日、白ロムを入手した。
送料込みで6,000円弱で手に入ったが、正式にauと契約したら、本体は0円だとしても最低1.3万円は掛かるため、この値段で買えるなら、まあ安いだろう。

実機が届き、触ってみた。付属品の欠品はなく、箱もあり、本体も綺麗で新品同様だった。

白ロムだが、WiFiが使えれば、機能的なロックは特にない。
「LISMO BOOK STORE」にも、パソコンで作ったau one IDがあればログイン可能だ。

モノとしての出来が、かなり酷いと叩かれていたのだが、実際に触ったら、思ったよりはそんなに悪くない。

まず、画面の書き換え速度については、電子ペーパーなので、決して速くはない。電子ペーパーなので、書き換え時に画面を一旦フラッシュするのも、見たことない人には違和感があるだろう。

ただ、ソニーReaderに比べて、かなり遅いという評には承服できない。
実際に、店頭のソニーReaderと、いくつかの画面遷移で比較してみたことがあったのだが、場面場面で優劣があり、全体では大差ないといっていい。
印象として、ソニーより遅いと感じるとしたら、画面を書き換えるときの表示パターンに、ソニーの方がフラッシュが目立ちにくくする工夫があるように見えるからだろう。

操作上は、タッチパネルが電磁誘導タイプなので、内蔵の専用ペンでしか操作できず、指で操作はできないのが難点だ。
ただし、横一列に並ぶボタンのみで、操作は可能なので、全くどうしようもないかと言うと、そうでもない。
そもそも、電子ペーパーの応答速度の遅さを考えると、タッチ操作より、ボタンによる操作のほうが動作は確実だ。

「LISMO BOOK STORE」は、au one-IDでログインすれば、書籍の購入もカード決済で可能なようで、とりあえず無料書籍のダウンロードを行い、見ることはできた。

3月末で「LISMO BOOK STORE」の半額セールは終わってしまったので、現状は、本の品揃え、価格とも、ソニーReaderやシャープガラパゴスあたりと一長一短で大差はない（誤解ないように付け加えると、どの端末もコンテンツは圧倒的に不足している）。

ただ、6月末までは、ポイントアップキャンペーンをやっていて、電子書籍の購入ポイントが通常の2倍の6%付与され、レビューを登校するとさらに4%ポイント追加されるらしいので、実質1割引で多少条件はいいかな。期間中に何か買ってみるかな。

また、ePubやPDFも、制約付きで読めるらしいので、フリーの電子書籍や自炊本用にどの程度使えるか、今後、試してみたい。