カテゴリ:電子書籍
→関連記事:日本でも電子ブックに関する重要な動き 電子書籍に積極的な作家もいれば、嫌いで未だに電子書籍化を一切許さない作家もいる。 特に、多くのファンを持ち、電子書籍化を望まれながら、一切許諾をしない作家として、東野圭吾氏がいる。 ぶく速 「電子書籍ではなく、紙の本を廉価で多くの読者に読んでもらいたい」…東野圭吾さんの新作小説『白銀ジャック』100万部突破! 電子書籍化の許諾は、作家の自由であり、紙の本を愛する気持ちは分かるのだが、この記事の「海賊版が出回るリスクを恐れて」という理由がもし本当だとすると、事実に基づいていなくて残念だ。 今まで、電子書籍に掛かっているDRMが破られ、海賊版として流通した、という実績はないし、そもそも今出回っている海賊版は、紙の本をスキャンしたものであり、海賊版が出回ることと、電子書籍の出版には何の関係もないからだ。 むしろ、公式の電子書籍がないことが、海賊版を誘発しているとさえ言える。北米での日本アニメの海賊版問題なんかと同じなのだ。 元々理系のエンジニアである東野氏だけに、そんな浅い理由ではないと信じてはいるが、一度、電子書籍に関してどう考えているのか、公の場でインタビューで応えてほしいものだ。 なぜなら、現在、最も人気のある作家である東野圭吾の本が電子書籍化されなければ、電子書籍の普及など、ありえないからだ。 一方、ご高齢の有名作家でも、電子書籍に前向きの方が増えているという話を聞くと、そのことが嬉しいというのもあるが、発言内容に感銘さえ受けることがある。 電子書籍嫌いで有名だったHarry Potter作者が一転してファンに「この夏は電子書籍を50冊くらい読むつもり」 J.K.ローリングも、やむを得ず使ってみたら、電子書籍というものが大好きなってしまったそうだ。偏狭なこだわりがない頭の柔らかさは、さすが複雑な伏線の大長編が書ける一流作家だな。 電子書籍ファンは、実は、本好きに多いというのは、事実のようで、本をよく読み、家が本で溢れかえっている人ほど、電子書籍のメリットを痛感するのは当然と言えば当然である。 講談社、五木寛之氏の個人全集をiPhoneアプリや電子書籍で配信 -INTERNET Watch そして、感動したのは、五木氏の、電子書籍での個人全集出版に関する、このインタビュー記事。 78歳で、ブログもTwitterもやられてないので、ITとは無縁、無理解の方だろうという、私の勝手な想像とは大違い。内容を要約しようと試みたのだが、あまりに名言が多すぎて、文字数がオーバーしたため、分割して次のメッセージをお読み願いたい。 【送料無料】白銀ジャック 【送料無料】ハリー・ポッターと死の秘宝 【送料無料】ハリー・ポッターと謎のプリンス 【送料無料選択可!】親鸞と道元 (単行本・ムック) / 五木寛之/著 立松和平/著 【送料無料選択可!】仏の発見 (単行本・ムック) / 五木寛之/著 梅原猛/対話者 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月16日 22時55分02秒
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