カテゴリ:家電
原理的には、なかなか素性はいいのだが、初期コストが300万円以上と高過ぎて、なかなか手が出ない。100万円以下になれば、もっと普及すると思うのだが・・・ さて、エネファーム関係の記事をググっていたら、こんな記事を発見。 リンナイ、ガスと電気で効率よく沸かす「世界初」のハイブリッド給湯器 ガスとヒートポンプの「いいとこ取り」のハイブリッド給湯器:エコ技術・エコ製品:ECO JAPAN -成長と共生の未来へ- リンナイから、ガスと電気を組み合わせたハイブリッド給湯器という製品があるようだ。製品発表当時で「世界初」の製品だそうだ。 高効率のガス給湯器「エコジョーズ」と、電気で動くエアコン用のヒートポンプユニットを組み合わせ、湯を少量だけ沸かす際はヒートポンプを使い、大量に使ったり高い熱が必要な場合はガスで沸かすというように、使用状況に応じて効率がいい熱源を使う仕組みを採用した。 具体的な使い分け方としては、 ・キッチンやシャワーで使う45℃程度の湯→ヒートポンプユニット ・風呂などで多量の湯を使う場合→ガスとヒートポンプを併用 ・暖房や追い炊き→ガス というようになるらしい。 ヒートポンプは、高温になると効率が落ちるため、比較的低温域手使うという発想なのだろう。 ただ、だとしたら、暖房にヒートポンプを使わないのは矛盾しているのだが、何か理由があるのだろう。 エネルギー使用効率も、CO2排出量も、なかなかいい値を出していて、ハイブリッドならではの性能だ。 ただ、ガスも使うがゆえに、電力会社が提供するオール電化専用の電気料金割引は使えず、電気料金の点では少し不利になる。 また、ハイブリッドであるがゆえに、本体の価格もエコキュートよりも高くなるが、エネファームほどは高くなく、70万円程度らしい。 設置面積も大きいが、最初から薄型モデルも用意されていて、都心の狭い家で、家と外構の間が50cm程度しかない家でも設置できるだろう。 導入コストが高めなので、エコキュートとの価格差を、ランニングコストの差で埋められるかどうかが、普及のポイントだろう。 現時点で、自社比で、年間の給湯ランニングコストがエコジョーズの約半分、導入コストも約7年で償却できる(理想値なのでそのままは信用できないが)とのことなので、かなりいいところを突いている。 7~10年程度の延長保障に加入できる店も多いので、7年以内に減価償却できれば、故障修理やメンテナンス費用などの予想外の出費を考慮しなくてよくなる。 ソーラーパネルだって、現時点では、10年保障はあっても、導入コストを減価償却するのに10年で済まないのだから。 リンナイハイブリッド給湯器 熱源機・タンク一体タイプ 暖房能力10,000kcaiタイプ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月26日 11時32分55秒
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