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カテゴリ:シンガポール&マレーシア
シンガポールでの夜、中秋節のチャイナタウンを歩いた後に、食事をしようと思って向かった先は、シンガポール川のほとりにあるナイト・スポット「クラーク・キー」です。
チャイナ・タウン駅からMRT(地下鉄)に乗ること一駅でクラーク・キー駅へ到着です。 出口を出ると、そこはもうシンガポール川のほとり、この日は中秋節前の週末と言うこともあり、既に大勢の人が繰り出していました。 リバー・クルーズの船が行き交う川沿いをしばらく歩いていくと、対岸にクラーク・キーの賑やかなネオンが見えてきました。 川面にせり出したユニークなテラス席のレストランが並び、その後方には紫色や青色に変化するクラーク・キーのアーケード・ルーフが目を引きます。 ここにも灯りを灯したカラフルな中秋節のランタン(ちょうちん)が飾られていて、それを手にした子供達が、家族と楽しそうに歩いている姿がとても印象的でした。 橋のたもとには、大きな昇り龍のランタンも飾られています。 この時期は、どこもかしこも中秋節の風景でいっぱいのようですね。 さらに歩いていくと、そこには「リバーサイド・ポイント」と言う倉庫風のレストラン街があります。 このクラーク・キーは、19世紀以降、貿易の拠点として発展してきたシンガポールの礎となった場所なのだそうです。 日本でもウォーターフロントの倉庫街の活用が進んでいますが、こちらも同じなんですね。 川沿いにはオープン・テラスの席が並び、大勢の人たちが、食事を楽しんでいます。 よく見ると、その中には香港にある有名な海鮮レストラン「JUNBO」の支店らしきお店もありました。 こんなところまで進出しているんですね。 ここにはお洒落なレストランがたくさんありました。 歩き回って少し疲れてきたので、リバーサイド・ポイントにある「ワイン・ガレージ」と言うレストランで夕食にしました。 ウェイターはマレー系の楽しいお兄さん、オーダーの時の会話も楽しかったです(笑)。 こういったお店では、カクテルかワインがベストなんでしょうが、とにかく喉が渇いていたので、結局ビールとシーフードパスタをオーダーしました。 ズッキーニの緑色をしたちょっとユニークなパスタでしたが、大きなエビがごろごろと入っていて、なかなかボリュームあり、また味もおいしかったです。 シンガポール川を望むテラスで食事と言うのも、なかなかいいものですね。 さて、食後の運動に、川沿いをもう少し先へ歩いてみました。 こちらから見る夜景も、とても綺麗です。 そして今度は、その先の橋を渡って対岸のクラーク・キーへ。 ここは、2004年から行なわれていた大規模な改修工事がようやく完成し、カラフルなショップハウス形式の建物が並ぶお洒落なエリアになっています。 大勢のカップルが歩いていて、どうやら今ではシンガポールのデート・スポットのようですね。 ところで、ショップハウスと言うのは、シンガポールなどでよく見られる建築様式で、その特徴は間口が細くて入り口側はお店になっていて、二階以上は住居になっているようです。 とてもカラフルな建物が多く、いかにも南国風の明るいイメージの街になっています。 ショップハウスをしばらく歩いて、またシンガポール川沿いに戻ってきました。 先ほど対岸に見えていた、あの張り出したテラス席が並んでいます。 丸い屋根がとってもユニークですね。 今度は、来たときの対岸を歩いて、MRT駅方面へ戻ることに。 長いクレーンのようなものが何本か夜空に伸びています。 いったいなんだろうと思って近くに行ってみると、それはアトラクション施設でした。 このアトラクション、クレーンで吊り上げられ、椅子に座ったまま、下のほうへ落下するのですが、結構スリルがありそうで、大勢の人が順番待ちしていました。 高いところが好きではないので、もちろん私は乗らなかったですよ(笑)。 さて、シンガポールの夜はまだこれからと言った感じでしたが、移動と仕事でこの日は少々疲れ気味。 と言うことで、この日は早めに大人しくホテルへ戻ることにしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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