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カテゴリ:シンガポール&マレーシア
シンガポール滞在時の日記の続きです。
「黄亜細肉骨茶餐室」で、おいしいバクテーの朝食を食べたあとは、アラブ・ストリートへ向かいました。 途中、空を見ると何やら遠くに黒雲が、、ちょっとお天気が心配です。 ブギスを抜けてビーチロード沿いに少し走り、到着したこの通りがアラブ・ストリートです。 このあたりは、シンガポールの中でも、マレー系やインド系の人が多い場所として知られています。 一般にアラブ・ストリート界隈と言うと、このアラブ・ストリート、それと並行して走るブッソーラ・ストリートや、カンダハール・ストリート、それに写真にも写っている金色の屋根の「サルタン・モスク」を含む一帯を指すようです。 それぞれ通りに特徴があるのですが、まずアラブ・ストリートには、アラビア絨毯のお店のほか、バティック、ソンケット(イスラムの人がかぶる帽子)などの生地や仕立て屋さんが多いです。 そしてアラブ・ストリートのお隣を並行して走る通りは、椰子の木がとても印象的な、いかにも南国風と言った感じのブッソーラ・ストリートです。 通りの両側には、おみやげ物や雑貨などのお店が並んでいます。 ここもチャイナタウン同様、ショップハウス形式のカラフルなお店が並んでいて、とても綺麗でした。 そのまたお隣、カンダハール・ストリートは、どちらかと言うとグルメな通り。 マレーやインドネシア風のカフェやレストランなどが多いですね。 歩いたら、ちょっと一休みするのによいでしょうか。 そして、ブッソーラ・ストリートの奥に立つのが、シンガポール最大のイスラム寺院である「サルタン・モスク」です。 かなり大きなモスクで、そのデザインからは、いかにもイスラムと言う雰囲気が伝わってきます。 こういう形の屋根を見ると、アラビアンナイトやアラジンを思い出すのは私だけでしょうか(笑)。 このモスクは、1928年に建てられたというので、シンガポールではかなり古い建物のひとつです。 ここで礼拝するには、まず庭園内の水場で全身を清めてから、男性は1階の大ホール、女性は2階でお祈りをするとのことで、一般の見学者はホ-ルには入れないようです。 これだけ大きなモスク、中に入って見たいですね。 またラマダン(断食)の月には、モスクの周りは、夜になると屋台が並び、とても賑やかなんだとか。 この界隈は、もともとは19世紀ごろに、アラブやブギスの商人達が暮らしていた商業の街でしたが、今ではインド系やマレー系の人たちが目立ちます。 シンガポールで、イスラムやマレーの情緒を味わいたいなら、ここはお勧めのエリアです。 こうしたイスラム風の建築は普段見る機会も少ないので、見るととても興奮しますね。 ふたたびブッソーラストリートをビーチロードの方へ戻ります。 途中で、飲み物を買おうと、セブン・イレブンに入りました。 お店の店員さん二人は、マレー系でしょうか。 とっても愛想がよかったので、写真を撮らせてもらっちゃいました(笑) なんだかとてもお似合いですね。 それから外へ出ると、やはり予想通り雨が降り出しました。 それも熱帯特有のスコールのようなどしゃ降りで、これでは傘も役に立ちそうにありません。 仕方なく、近くの開いているカフェに飛び込みました。 スコールなのですぐに止むだろうと期待して、外の景色を眺めながら雨があがるのを待つことにしましたが、さてどうなることやら、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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