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Jul 19, 2009
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カテゴリ:エアライン
香港から日本への帰国の日、前日までの晴天が嘘のように、香港は朝から霞がかったようなお天気でした。

事前の情報では、台風6号がその夜にも香港を直撃するとのこと。何となく落ち着かないので、午後は早めに九龍駅へ行き、インタウン・チェックインを済ませると、エアポート・エクスプレスで香港空港へ向かったのでした。

香港天文台の台風警報は、すでにシグナル1が出ていて、3になるのも時間の問題。今回の台風はおそらく8になるだろうと言う予想でした。
いずれにしても、一歩間違えると空港に足止めとなります。

空港のあるランタオ島に近づくにつれ、空はどんよりと黒い雲に覆われてきて、台風が近づいていることを否が応でも感じました。でも、さすがにまだ雨は降り出しておらず、風もほとんどないので少しホッとしました。

安心したらちょっとお腹がすいてきたので、とりあえずラウンジで軽食を取ることにしました。今回は仕事の関係での会食続きで、少し暴飲暴食気味でしたので、この日は午後まで、ホテルで軽い朝食を取っただけだったのです。

食事には、今回食べ損ねていた雲呑麺をオーダー。
香港空港のラウンジの食事メニューはなかなかのもので、麺類も本格的でおいしいし、点心などもおいてあるのが嬉しいですね。

雲呑麺
雲呑麺 posted by (C)Nao


雲呑麺を食べながら、ちょっと不気味なお天気の中を、次々に着陸する飛行機を眺めていました。
到着した日のあの良いお天気とは打って変わって、まるで嵐の前の静けさといった感じがぴったりです。

香港空港にて2
香港空港にて2 posted by (C)Nao

まだ出発まで余裕があったので、しばらくの間ネットサーフィンをして過ごしました。
定刻になり、機内に乗り込んで窓の外を眺めると、案の定、雨がぽつりと降り出しました。


香港空港にて1
香港空港にて1 posted by (C)Nao


ところで、今回のフライトは何故か大変込み合っていて、希望する前方通路側の席が取れなかったので、やむなく窓側の席にしていました。
ならば、高度3万9千フィート(1万1千メートル)の空の景色を楽しもうと思ったのでした。

飛行機は離陸後まもなく、台風と思われる厚い雲の中に入ってしまい、まわりを見ても真っ白で何も見えない状態です。
いったん雲の上に抜け出したものの、喜んだのも束の間、その上空にはさらに厚い雲の層が出来ていて、このまま上昇して行けば、間違いなくその雲の中に突っ込むのは必至でした。

機内より1
機内より1 posted by (C)Nao


それからしばらくの間は、白い雲の中へ入ったり出たり。
窓に雨のしずくが当たるのですが、超高速飛行のため真横に流れて行きます。
その間、終始機体にひどい揺れを感じて、落ち着かない時間を過ごしました。

機内より2
機内より2 posted by (C)Nao


出発から1時間ほどして、台湾のあたりまで来ると、雲の間に晴れ間が出来てきました。
台風の巨大な雲は、半径数百kmくらいにも及ぶため、このあたりはまだ台風のまわりをとりまく渦のひとつなんでしょう。

機内より3
機内より3 posted by (C)Nao


それでも台北の辺りまで来ると、雲も筋状に低くなって晴れ間も覗き、機体もだいぶ安定してきました。
機長の指示で、ストップしていたミールの供給が始まり、CAのお姉様方は一気に忙しくなります。

機内より4
機内より4 posted by (C)Nao


やがて時間が過ぎるにつれて、空はすっかり晴れ渡っていきました。
沖縄のあたりでしょうか、水平線にはわずかにオレンジ色に染まった帯のような部分が見えてきました。

機内より5
機内より5 posted by (C)Nao

それは遥か彼方の水平線に映し出された、夕焼けの始まりだったんですね。
いつだったか、機内から見た綺麗な夕陽を、思い出していました。


機内より6
機内より6 posted by (C)Nao


さらに飛行を続けると、そのオレンジ色に光る面積が、だんだん大きく鮮やかになっていき、やがて雲と水平線の隙間に、ほんの一瞬の間ですが、沈んでいく夕陽が顔を出しました。

機内より7
機内より7 posted by (C)Nao


夕焼けの色はさらに赤みを帯びてきて、その周りの群青色の空の色とのコントラストがそれは見事でした。
こうした機内からの夕陽は、本当に久し振りでしたが、何度見ても感動します。

機内より8
機内より8 posted by (C)Nao


やがて夕陽は空の彼方へと消えていき、あたりは暗い闇夜へと変わっていきました。
それと同時に、遥か下方に光の粒が輝き始めます。
機内のモニターをみると、ちょうど鹿児島の上空のようです。

四国を過ぎて、遠くに見える京阪神の光の渦に眼を奪われていると、機体は着陸に備えて伊勢湾へ急降下を始めました。
セントレアへは、風向きにより南から進入するときと、北から進入する時とあるのですが、今回は大回りして、北から着陸するようです。

名古屋の上空を低空飛行で旋回するときは、まさに「宝石箱をひっくり返した、、」と言う表現がぴったりの、見事な夜景が見られました。
それからほどなくして、軽い衝撃と共にセントレアへと着陸です。

セントレアにて
セントレアにて posted by (C)Nao


まだ3連休の初日だと言うのに、多くの帰国者で税関はいつになくごった返していました。
新型インフルエンザも収まり、出張で出かけたビジネスマンや、夏休みで遊びに行った人、それに中国各地からの駐在一時帰国などの人たちでしょうか。

名古屋へ着いてみると、先ほどまでの台風の心配は嘘のような穏やかさ、こちらも香港に負けず劣らず蒸し暑いです。
いよいよ日本も夏が来たんだなあと感じながら、家路へと急いだのでした。



























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Last updated  Jul 20, 2009 11:15:23 PM
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