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カテゴリ:お出かけ
立山・黒部アルペンルートへ行った時の続きです。
黒部平で素晴らしい紅葉を堪能した後は、再びケーブルカーに乗って黒部ダムへ戻りました。 こちらは終点の黒部湖駅ですが、階段のような急なホームがわかりますか? 黒部ケーブルカー(黒部湖駅) posted by (C)Nao ところでこの黒部ダムは、深刻な電力不足を解決するために、昭和31年に関西電力が社運をかけて着工したものです。 当時の日本は、高度経済成長の真っ只中でした。 黒部ダム2 posted by (C)Nao そして7年の歳月と当時の金額で513億円の工費、延べ1000万人の人手により、昭和38年に完成したんだそうです。 その難工事の様子は、「黒部の太陽」と言う映画になりましたよね。 黒部ダム3 posted by (C)Nao 黒部ダムの高さは186m、もちろん日本一。 その堰堤から下を覗き込むと、吸い込まれてしまいそうで怖かったです。 発電が目的ですが、周囲の自然景観への配慮や雪崩を避けるため、発電所はダムから10km下流の地下にあるんだそうです。 黒部ダム4 posted by (C)Nao ダムからは毎秒約10~15tの放水が行われていて、舞い上がった水しぶきで虹が出来ていました。 黒部ダム5 posted by (C)Nao ここにはダム展望台が2箇所あり、それぞれ違った角度から、スケールの大きなダムの展望を楽しむことができます。 黒部ダム7 posted by (C)Nao コンクリートの壁に、張り出すように取り付けつけられた展望台への階段は、下の景色がまる見えなので、ちょっと怖かったです(笑)。 黒部ダム12 posted by (C)Nao 新展望広場は、ダムの底のほうへ降りて行った場所にあり、そこからは放水が真近かに見られて、すごいスケールでした! 黒部ダム8 posted by (C)Nao この放水は観光用のもので、見られる期間は6月の終わりから、10月の半ばまでなんだそうです。 黒部ダム9 posted by (C)Nao 従来からあった「ダム展望台」は、巨大な黒部ダム全体が見渡せます。 それにしても、すごいものをこんな山の中に造ったものですよね。 黒部ダム10 posted by (C)Nao さてお腹もすいて来たので、ダムレストハウスでお昼ご飯を食べることにしました。 ここは、ダムにちなんだユニークなご当地グルメが食べられるんです。 黒部ダム6 posted by (C)Nao まずこちらが「黒部ダムカレー」。 ごはんのダムに堰き止められたのは、グリーンカレーの黒部湖ですね。 カツは流木、ポテトサラダはダム放水、そしてパセリは対岸の松をイメージしているんだそうです。よく考えてますよね~(笑)。 黒部ダムカレー posted by (C)Nao もう一方のこちらは、「黒部ダムラーメン」です。 スープは、黒部湖をイメージしたグリーンカラーの塩味風味、なんと麺もグリーンでした! チャーシュー4枚が「くろよん」を、丸いオムレツは「黒部の太陽」を表現しているんだとか。なるほど~(笑) 黒部ダムラーメン posted by (C)Nao エメラルドグリーンの水を淡々とたたえる黒部湖、黒部平の燃えるような紅葉、そしておいしいご当地グルメもいただいて、すっかり大満足の旅になりました。 黒部ダム11 posted by (C)Nao さて、これで立山・黒部アルペンルートの旅もおしまい。 いつかまた春の雪解けの季節に、このルートを富山県まで通り抜けしてみたいですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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