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カテゴリ:うちめし
数年前に漬けた、干しあんずとクコのお酒。
流しの下のスペースにしまってあるので、 時折思い出したように飲むだけで、 なかなか減らずにいた。 ようやく3リットルの広口瓶の半分以下になり、 残った杏とクコをどうしたものかと思案していた。 生で食べるよりもミネラルがたっぷり摂れる干しあんずと、 抗老化、抗コレステロール作用の高いクコの実。 エキスがほぼお酒に溶け出ちゃってるとしても、 アレンジしない手はない。 梅酒の梅をジャムにするサイトなどをみつけて、 それではと、ジャム化計画を実行。 熱湯を回しかけてアルコール分を飛ばし、 甘味を加えて煮込む。 砂糖で煮ても、もはやとろみはつかず、 ジャムのニュアンスには至らなかったけれど、 ヨーグルトと和えると、 まぁ、なんだかそこそこなものに。 ところで、杏の種「杏仁」を乾燥させ粉末にしたものが 杏仁豆腐の元となっていることは意外と知られていない。 中国では昔から、喘息の治療に使われていた杏仁。 独特の苦みを、砂糖を加えることで抑え 服用しやすくしたのが、杏仁豆腐の始まりだと何かで読んだ。 医食同源の国、中国。 のはずが、昨今聞こえてくるのは信じがたい食品汚染や 毒殺、異物混入の話しばかり。 伝統や先人たちの知恵の応用が どんどんと消えていくあたり、 日本とよく似ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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