FM802その(3-2)
DJ:引き続き、よろしくお願いいたします。直:よろしくお願いいたします。DJ2:さてさて、多くの人がそう思っていると思うんですけれども、私、直太朗さんて、すごく自然と同化している感じが、あるんですよ。直:まじっすか~DJ2:そう、例えばプロモーションビデオであるとか、自然の中で歌っている直太朗さんのイメージも、もちろんありますし。DJ2:あの~、声も大地に広がっていくイメージもそうですし~、直:あ~DJ2:あと曲も『夕暮れ』とか、『太陽』とか、『さくら』とか、直:うん。DJ:ね、『季節』とか。そういうこう、自然をイメージするキーワードがたくさん入ってるのもありますし。直:そうですね~。DJ2:でも、それはご自身で意識されていることではないんですか?直:うん、あのねぇ、かといって、手癖とかでもないんだけど。あの、やっぱこういう象徴が、僕の中で気付いたら結果、多い。DJ2:それは自然の中からインスパイアされて、作る事が多いとかですかね?直:ん~、やっぱそうでしょうね~。こう、ふとした拍子に目に飛び込んできた風景とか、目の前に広がる世界をただただ曲に起こしたりした結果、こういう風になるんですよね・・DJ:ほ~。DJ2:え?育ちは?東京ですよね?直:あい!DJ:ハハ あい!直:渋谷で生まれて渋谷で育った。DJ2:都会っ子。直:そうなんですよね~DJ2:その中で感じる自然とか、公園とか?直:これ、逆にね、コンクリートジャングルの中で生まれて育ったでしょ?だから、わかりやすい古里とかなかったんで、故郷みたいな、あ~いう憧れみたいなものが人一倍強いの。DJ:ほ~!直:うん。だからそこにいる人達が、例えばそんなにいいもんじゃないよっていうかもしれないけど、僕は、そういう風景に対して焦がれてる。DJ2:う~ん。直:そういうのがたくさんあって。それがね、結局反映されてるのかも。DJ2:じゃあ、直太朗さん、ご自身どこか遊びにいこうとしたら、山とか海とか選んでしまったりすることはあるんですか?直:アウトドアな?う~ん、や、ありますよね、あんまりこうアウトドア~な感じはないけど、でもたまにフラ~ッとこう。やっぱりさ、煮詰まるでしょ?DJ:はい。直:日々生きてると。で、そういう煮詰まった時に、ウィンドウショッピングしたり、海外旅行に行くことでなんかこう、ストレス息抜き?息抜きしたりするよりは、日々の暮らしの中で、結構、ストレスを排除してゆく方向になりますね。DJ:はい。では、この最新シングル『君は五番目の季節』直:ええ。DJ:この曲はすごく優しい景色というか、それが浮かんでくるんですけれども、これも都会の中の物なんですね?実際、自然と触れ合ってできたものじゃなくて。直:そうそうそう。DJ:これがすごいなって思うんですよね。なんか、曲を聴いていて自然を感じる、でも実際は、その~コンクリートジャングルの中で、そこで、こう作っていくという・・潜在的な自然の感覚っていうのを直太朗さんが持っていらっしゃるのかもしれませんね。DJ2:コンクリートジャングルの中で、言葉が出てきて、それをモチーフにして曲を書くということ自体、どこかにイメージが飛んでいるということがすごいなぁと・。直:う~ん、もちろん記憶からくるものだったりしてるんですよねDJ:記憶?例えば、どこかの記憶があってそっからのイメージですか?直:そう、だから『五番目の季節』っていう印象っていうのも、色々人によってあるとおもうんですけれども。直:こう、君の遺香という言葉があって、ふとした時に笑ってくれた表情だったりとか、逆になんかこうま、冷たい視線だったりとか。ふとした瞬間にキャッチした季節だとか、それがすごい記憶に残ってたり。直:その奥にある風景だとかが、ふしぶしにちりばめられてるみたいな。でも、これみんなそれぞれにあると思うんですけどね、そういう記憶ってのは。DJ:ほ~直:う~んDJ2:聞いていらっしゃる方の感覚で、何を思い出すっていうか、いろいろあるんでしょうね!直:だから、この曲に関してはメッセージとかいうのは、聞いた人に浮かんだ風景って物が、この曲が一番伝えたいことだったり。直:それが、その人の『五番目の季節』なんだろうなと。DJ:ほ~直:あ、うまいことまとめちゃったな笑DJ:ハハハハDJ:や~でも、今802をお聞きの皆さんも自分のその想いを、ちょっとね、感じながら聞いていただきたいなとDJ2:そうですね。それでは、そんな最新シングルを直:ええDJ2:ここでお送りしようと思います。直:わかりました。DJ2:何を思いだすでしょうか。それでは曲紹介お願いいたします。直:はい、『君は五番目の季節』。♪君は五番目の季節DJ2:さ、本当に今日はお忙しい中、ありがとうございました。直:いえいえ、こちらこそありがとうございます。DJ2:最後にですね、直太朗さんの、今後の予定を教えていただきたいなと思うんですが。直:そうですね、今後はですね、あの~曲を。ライブをね、ずっとやっていたので、ちょっと製作の方が若干おろそかになっているので、スタジオにこもって、貯まっている曲たちの整理整頓にくれる毎日だと思います。直:なので。うん。あとは6月の28日に先日までやってたツアーのミュージックライブDVDが発売されるので、それぐらいかな?それはね、ツアーのファイナルを収録したのと、あとずっと旅の道中を撮ったドキュメンタリーと織り交ざっている。DJ:へ~直:ミュージックライブDVDという一面もあるんだけど、ドキュメンタリーな感じかな、一つの季節をきりとった感じになっているのでゼヒゼヒ!DJ2:道中がみられるのって、やっぱり嬉しいですよね!直:そうですね、なかなかないですからね。僕もずっと撮られながら、最初は結構気になってたんですけれど、でもなんかもう一ヶ月もいると、もう気にならなくなってきて。DJ:へ~直:逆になんで今の撮ってないの?みたいな笑DJ:ハハハハ直:ちょっとこう欲が芽生えちゃって。直:たくさんありましたよ、心が洗われる景色が。やっぱり普段行かないような場所にも行ったし。日本て広いなって思いました。やっぱり、自分の中では狭い島国だって、思ってたけど、人一人が歩いて回るにはよっぽど・・DJ:ね~6月28日発売ですね。DJ2:あと森の人のDVDも!直:そうですね~笑DJ:たまっている楽曲がいっぱいあるということでこれまた、あの~、楽しみです。直:また遊びにきます。DJ2:はい!またゼヒゼヒ遊びにきてください。ということでこの時間のゲストは森山直太朗さんでした。ありがとうございました!直:ありがとうございました!!!