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なりぽん@厭離庵

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人間辛抱@ Re:なりぽんから喪中欠礼(11/20) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…

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2006.03.29
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MAJOR.JPの記事にこんなのがあった。

米メディア「松井秀は最も頼りになる存在」

米4大ネットワークの1つCBSのウェブサイトが、間近に迫った2006年の展望を特集。27日の第1回はア・リーグ東地区を取り上げ、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手が「5番・左翼」として起用される見通しであり、試合では最も頼りになる存在だと伝えた。

 同サイトは、今季のヤンキースがジョニー・デーモン外野手を獲得したことで松井、ゲリー・シェフィールドの両外野手、指名打者ジェーソン・ジアンビの打点を稼ぐチャンスがアップ。またデレク・ジーター遊撃手、アレックス・ロドリゲス三塁手、シェフィールドは今季も注目すべき存在で、松井は最も頼りになる選手のひとりだと報じている。

 また同サイトの5人のコラムニストが東地区の順位を予想。4人が優勝候補にヤンキースを挙げ、ボストン・レッドソックスを1位に挙げたコラムニストもヤンキースを2位と予想しており、ヤンキースの前評判は今年も変わらないようだ。


早速、元ネタを調べてみた。

Matsui remains one of the most dependable forces in the game.

‘試合において、松井は相変わらず、最も頼りになる戦力のひとりである。’
ってな感じだろうか。

日本語の記事でもきちんと‘選手のひとり’だとしているが、
見出しだとまさにひとりだけの最上級扱いとなってしまい誤解を与えてしまいそうだ。

実際、WBC以降、松井叩きに腐心している連中は、
記事も元ネタもろくに読まずに見出しだけをみて騒ぎまくっているようだ。

先発予想は以下の通りだ。

PROBABLE LINEUP/2005 STATS

Batting
No. Player AVG AB R HR RBI SB
1. J. Damon, CF .316 624 117 10 75 18
2. D. Jeter, SS .309 654 122 19 70 14
3. A. Rodriguez, 3B .3218 605 124 48 130 21
4. G. Sheffield, RF .291 584 104 34 123 10
5. H. Matsui, LF .305 629 108 23 116 2
6. J. Giambi, DH .271 417 74 32 87 0
7. J. Posada, C .262 474 67 19 71 1
8. B. Williams, DH .249 485 53 12 64 1
9. R. Cano, 2B .297 522 78 14 62 1


デーモンが加入して一番が固定されるから、課題だった2番もジーター固定でいける。
松井も不得意な2番になることはないだろう。

今日のオープン戦を観てもわかるが、3番シェフ、4番エーロッドの可能性もあると思う。

すると、得点圏打率の悪いエーロッドの後を松井が打つことになり、
クラッチ・ヒッティングが要求される。

DHにジオンビとバーニーがいるが、今春のジオンビの動きは悪くないので1Bで出場するだろう。

バーニーはシェフやデーモンが休養する時にOFで先発か・・・。
松井に関してはトーリが全試合出場を明言している。

せっかく打撃が好調だったのに鼻を骨折してしまったポサーダだが、今日はDHで出場した。
週末にかけてキャッチャーとしての出場も予定されている。

セカンドは基本はカノーだろうが、出戻りの癒し系カイロも使えるんじゃない。

先発ピッチャー陣はこれだ。

Starters
No. Player W L ERA IP BB K
1. R. Johnson (L) 17 8 3.79 225.2 47 211
2. M. Mussina (R) 13 8 4.41 179.2 47 142
3. C. Wang (R) 8 5 4.02 116.1 32 47
4. S. Chacon (R) 8 10 3.44 151.2 66 79
5. C. Pavano* (R) 4 6 4.77 100.0 18 56
* injured


パバーノは奇しくも今日のオープン戦で、昨年の8月以来のマウンドに立った。
1イニングをソロHR1本浴びて終えたが、ベンチに戻るとチームメイトと復帰を喜んでいた。
それにしても、最初のプレイが1塁への‘倒れこみ’となったのは笑える。
MLB.comで動画が観られるかも・・・。

私が実際に観た限りでは、チャコーンがいい感じ。
王は調子がイマイチの上に前回の登板で打球の直撃にあった。

ブルペンは、先ず‘勝利の男神’のスモールが開幕に間に合わない。
観ていていいのは、プロクターで防御率1.06だ。
スターツはピリッとしない。

移籍組みでは、ボストン時代松井のワンポイントでも使われていた左腕マイク・マイヤーがいる。

クローザーの守護神リヴェラはオープン戦では、6回とか7回の1イニングに登板しているが、
順調に防御率1.12と健在だ。

この記事を書いている、スコット・ミラーの描く‘夢のシナリオ’は、
ヤンキースが120勝を挙げ、Rジョンソンが25勝、300奪三振、エーロッドの三冠王獲得だ。

勿論、そこに松井秀喜の名前はない。

しかし、だからこそ、彼は記事中で松井の仕事振りを称えているのではないか。

ヤンキースの報道は常にジーター、エーロッドが主役だ。
そんなスター軍団の中で、松井の働きはある意味目立たない‘いぶし銀’だ。

因みにヤンキースの公式ページで行っている
ファン投票Who will lead the Yankees in RBIs in 2006?では、
1位のエーロッド(67%)には大きく差があるものの、
シェフやジオンビを抑えて松井が2位(16%)だ。

‘最も頼りになる存在のひとり’がシーズン終了後に‘最も頼りになる存在だった’になれば
この上の無い喜びだが、先ずはきっちりと‘そのひとり’になることだろう。







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Last updated  2006.03.29 21:30:19
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