|
カテゴリ:カテゴリ未分類
MAJOR.JPの記事にこんなのがあった。
早速、元ネタを調べてみた。 Matsui remains one of the most dependable forces in the game. ‘試合において、松井は相変わらず、最も頼りになる戦力のひとりである。’ ってな感じだろうか。 日本語の記事でもきちんと‘選手のひとり’だとしているが、 見出しだとまさにひとりだけの最上級扱いとなってしまい誤解を与えてしまいそうだ。 実際、WBC以降、松井叩きに腐心している連中は、 記事も元ネタもろくに読まずに見出しだけをみて騒ぎまくっているようだ。 先発予想は以下の通りだ。
デーモンが加入して一番が固定されるから、課題だった2番もジーター固定でいける。 松井も不得意な2番になることはないだろう。 今日のオープン戦を観てもわかるが、3番シェフ、4番エーロッドの可能性もあると思う。 すると、得点圏打率の悪いエーロッドの後を松井が打つことになり、 クラッチ・ヒッティングが要求される。 DHにジオンビとバーニーがいるが、今春のジオンビの動きは悪くないので1Bで出場するだろう。 バーニーはシェフやデーモンが休養する時にOFで先発か・・・。 松井に関してはトーリが全試合出場を明言している。 せっかく打撃が好調だったのに鼻を骨折してしまったポサーダだが、今日はDHで出場した。 週末にかけてキャッチャーとしての出場も予定されている。 セカンドは基本はカノーだろうが、出戻りの癒し系カイロも使えるんじゃない。 先発ピッチャー陣はこれだ。
パバーノは奇しくも今日のオープン戦で、昨年の8月以来のマウンドに立った。 1イニングをソロHR1本浴びて終えたが、ベンチに戻るとチームメイトと復帰を喜んでいた。 それにしても、最初のプレイが1塁への‘倒れこみ’となったのは笑える。 MLB.comで動画が観られるかも・・・。 私が実際に観た限りでは、チャコーンがいい感じ。 王は調子がイマイチの上に前回の登板で打球の直撃にあった。 ブルペンは、先ず‘勝利の男神’のスモールが開幕に間に合わない。 観ていていいのは、プロクターで防御率1.06だ。 スターツはピリッとしない。 移籍組みでは、ボストン時代松井のワンポイントでも使われていた左腕マイク・マイヤーがいる。 クローザーの守護神リヴェラはオープン戦では、6回とか7回の1イニングに登板しているが、 順調に防御率1.12と健在だ。 この記事を書いている、スコット・ミラーの描く‘夢のシナリオ’は、 ヤンキースが120勝を挙げ、Rジョンソンが25勝、300奪三振、エーロッドの三冠王獲得だ。 勿論、そこに松井秀喜の名前はない。 しかし、だからこそ、彼は記事中で松井の仕事振りを称えているのではないか。 ヤンキースの報道は常にジーター、エーロッドが主役だ。 そんなスター軍団の中で、松井の働きはある意味目立たない‘いぶし銀’だ。 因みにヤンキースの公式ページで行っている ファン投票Who will lead the Yankees in RBIs in 2006?では、 1位のエーロッド(67%)には大きく差があるものの、 シェフやジオンビを抑えて松井が2位(16%)だ。 ‘最も頼りになる存在のひとり’がシーズン終了後に‘最も頼りになる存在だった’になれば この上の無い喜びだが、先ずはきっちりと‘そのひとり’になることだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|