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テーマ:今日行ったコンサート(1152)
カテゴリ:音楽
1月7日、びわ湖ホールに聞きに行ってきました。
びわ湖ホールが抱える声楽アンサンブル出身の4人のテノール歌手たちによる、 オペラやクラッシック音楽だけでなく、 日本の歌やカンツォーネ、ポップス、コントまで という楽しい雰囲気の中で、 素晴らしい歌が聴ける。 段々人気が出てきて、BSプレミアムにも登場してるそうですし、 今回の7日、8日のチケットは完売でした。 オープニングの1月1日、それからお正月らしくということで、イヨマンテの夜、お江戸日本橋とか、日本の歌。北島三郎の「帰ろかな」もありました。 二部のコントの中で歌われた、凧揚げとか、村田英雄の皆の衆という曲もだけど、 これらの曲はどれも、歌詞がとってもよく耳に入ってきて、言葉を思い浮かべながら歌を聴けて、 いいなあと思ったものです。 その後、映画「ミッション」で使われた、モリコーネの曲にイタリア語の歌詞をつけた、ネッラ・ファンタジアという曲、 4人の中では一番若そうな、 ちょっとほっそりの山本康寛さんがソロで歌われました。 うっとりでした。 繊細で透明感があるけど、伸びやかで。 ミュージカル界の王子たちとは歌い方も違うし、 ああいうスターオーラがあるとは言えないと 思うけど(そのつもりもないだろうし)、 歌だけで王子でした。 その後、竹内直紀さんのソロ(ロッシーニの踊り)、二部になってからの清水徹太郎さんのソロ(フロトーの歌劇マルタよりアリア、だったかな?)二塚直紀さんのソロ(ポギーとベスよりニューヨークへ行きの船が出る)、それぞれ個性に合った曲でステキでした。 みんなテノールといっても、 ちょっとずつ色が違うというか、 個性的だなあと感じます。 一部の終わりのタイム・トゥ・セイ・グッドバイも かっこよかった。 さらに、コントの後には、 クリスタルキングの大都会が歌われましたよ。 照明付きで。 清水さんが、歌い出しのあの有名なフレーズを 歌われたのだけど、 まあ、ホントに聴きやすくて楽しめます。 ある意味どのオペラアリアより難易度高い・・・ ってパンフに書いてあったけど、 全然苦しそうでないというのは、 なんて素晴らしいのでしょう! もちろん声量もあるし、 晴れやかな声で、聴いてて満足感があります。 この後のカンツォーネで歌われたヴォラーレ、 アンコールで歌われた一曲のマイウェイも、 気持ちよく聴ける。 亡くなった父は、フランク・シナトラが大好きだったから、こんなマイウェイを聴いたら、 喜んだだろうなあ、なんて感じました。 ということで、 会場には、シニアの方々もいつにもまして多い。 杖をついて来てる人もたくさんで、 段々歳をとってきたら、うまい歌を聴きたいという欲が出るものですが、 そういうニーズに応えてるなあなんて 思いましたね(^ω^) 知事さんもいはりましたけどね。 あ、いつもはオープニングに歌われる琵琶湖周航の歌がアンコールで歌われましたが、 私も滋賀県民で良かったって思いました(笑)。 琵琶湖の白砂、青い湖面、そこで営まれてきた生活に思いをはせてしまえるんですよ。 まあ、この曲は涙、出ます。 いやー、また聴きたい。 ミュージカル曲もなんてちょっと思ったけど、 まあ、それは他の方に任せて、 日本のポップスとか昭和歌謡や、 もちろんオペラの華やかなアリアや 外国のポップスなど、 みんなが喜ぶ曲を歌ってくれたらなあと 思います。 来年3月には東京公演もあるそうですよ。 ゼヒ。 大津駅から歩いてびわ湖ホールへ行くのも また楽し、であります。 近江富士の野洲の三上山が見える琵琶湖。 大ホールロビーからの眺めも素晴らしいです。si お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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