＊～アマゾン、森の精霊からの声～＊

June 20, 2008

カテゴリ：＊～　「地球」の環境について　～＊

わたしの～＊BLOG　CONCEPT＊～NO.1

NO.2

今日も、こちらでは雨が降っておりますが

九州北部では、集中的に降水量が多い地域もあったりと・・・

それに。

先日、起きた岩手宮城沖地震。

梅雨時期と重なる地震であったため

被害に遭われた方々など、ご自宅にもなかなか帰ることもできず

ご心配なことでしょう

そして、自然災害で、悲しいことは命までもが奪われてしまうことです。。。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします・・。

前回の四川地震に続き、今回の地震で改めて思うのは

私達人間は、自然の力にはかなわない。

と、いうこと。

たとえお金で経済をコントロールできたとしても

自然だけは、決してコントロールできません。

最近、そういうことを教えてくれる素敵な本を読みました。
（本当は、前回読んだ「スローイズビューティフル」。
その後に、読みたい本があったのですが・・・。
図書館に行ったとき、たまたま目に入り

、書棚から「今読んで！」と本

が言っているようで。手にしたのでありました☆）

以前もご紹介したことのあるコチラの本です

一年前に、ラジオで知った南研子さん。

そのときのﾌﾞログ「アマゾンの先住民から学ぶこと」はコチラです☆

あれから、やっと読むことができた研子さんの御本。

わたしは、常に「環境問題は過去から学ぶべき」

と思っているので

とてもすんなりと読むことができました

こちらの本を読んで改めて思ったことは、

同じ地球上に住みながら

貨幣制度が入っている社会と貨幣制度のない社会。

この違いの大きさ

貨幣制度のないインディオの社会は、

お金・地位・名誉もなく文字もない。

おまけに

電気・水道・ガスもなく

自然と一体したシンプルな生活。

なので

何もない、ないないづくしのようであるけれど

私たちの社会でないものが他にもある。

それは

人を殺すことも、

自ら命を絶つことも、

心が病むことも、

いじめや差別も、

アトピーやノイローゼも、

お年寄りの寝たきりも、

白髪の人もほとんどいない。

そして

平和。という言葉も存在しない。

それは、

それぞれが、他者を尊重し信頼し、強い連帯感が結ばれ

まるで一つの生命体のように成り立っている。

と、いうこと。

ステキですよねっ

そして

インディオ社会と文明社会の違いは

人間が万物の霊長だと思っているかそうでないかにある。

と研子さんは書かれています

インディオの人々は全ての生き物に命が宿り

それを司る精霊

がいると信じているのです。

なので、木の実を採るときも

１本の木からの恵みを森で生きる者達が

シェアー（共有）できるよう

鳥や森の動物達のことも考えて採るのです☆

全ての生き物に命が宿る。ということ。

このような気持ちって、とても大切なことだと思います

（これは、子育てにも取り入れたいことかと。。。☆）

なのに、物質文明の中、

お金と欲望にかられている人間であれば

よそ様の土地に入り、自然や文化を破壊する。

なんとも、恥ずかしい行いのような・・・

本の最初には、アマゾンの大自然・インディオの人々の生活

そして、悲しいことに開発のため焼かれたジャングルの写真

など掲載されています。

先住民の人々が守り続けたアマゾンの森。

５００年もの間に何百万という命が侵略者によって奪われ

そして、今では牧場・大豆・サトウキビ畑へ・・・。

熱帯雨林は、一種類でも減少すれば

その周辺全体の生態系がくずれてしまうそう

大豆畑か牧場にするために森が焼かれている現場を通った研子さん。

その時、目にしたもの

。

それは、

森を住処とするオオアリクイが火だるまになって死んでいく光景。。。

同じ地球上に住みながら

森を守る人間とそれを壊す人間がいる。

私たちは、今の生活をよ～く考えなければいけないですよねっ・・・

*～*　研子さんの言葉です　*～*

アマゾンに暮らすインディオは

自然に対して畏敬の念を払い

受け入れ生きている。

私たち文明人も、

天に恥じない行為を心掛け

この星で他の生物にご迷惑をかけない生き方を、

全ての分野において真剣に考えなければ、

人類は己の思い上がりで滅亡してしまうだろう。

と・・・。

～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～

研子さんの本もまた、本当の幸せとは何か？

私たちが忘れたことを教えてくれる素敵な本です

参考文献：アマゾン、森の精霊からの声

～*～