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テーマ:日々自然観察(9975)
カテゴリ:自然
昨日のヒマラヤスギの実の記事で
「まつぼっくりって飛ぶの??」とのご質問を頂いたので 飛ぶ「張本人」の種子を探しに行ってきました。 ごめんね~、まつぼっくりは飛ばないと思います~。 まつぼっくりのうろこみたいな部分を「種鱗」って言うんだけど 種鱗の一つ一つに、翼の付いた種がおさまってて まつぼっくりが熟すと種鱗が開いて、中の種がこぼれ落ちます。 ヒマラヤスギの場合は、熟したら、種鱗が1つずつはがれて落ちるみたい。 写真左がヒマラヤスギの種鱗、右が種子。 種鱗のとがった方にくぼみが二つ見えるかなぁ。 このくぼみに、1個づつ種が入ってて すでにどこかに旅立って・・・。 種子をよ~く見て☆ 下の方の細い部分がいわゆる種で、上部に大きな翼があります。 マツの仲間の種子には、薄い翼がありますが さすがに大きな実のヒマラヤスギ、翼も大きい!! 種が飛ぶといっても、飛行機みたいに飛べるわけじゃなくて(笑) 翼で空気を受けて、くるくる回りながらゆっくり落ちてく・・ その時に運良く強い横風でも吹けばかなり遠くまで行ける・・そんな感じ。 風の力を借りる種子散布も、植物の子孫を残すすごい知恵のひとつ。 息子たちも大空へ飛んで行け~~(*^-^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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