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2008.12.13
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  砥部焼との出会いは二十数年前、東京銀座松屋デパートで創作絵付け湯飲み茶器を求めたのが最初、焙じ茶用としての購入で、それまでは知る由も無かった産地でした。
それから偶然にも高松転勤になり、市内アーケード商店街で砥部焼きを意識するようになり、愛媛県砥部町に出掛け窯元や即売センターを見学して、素朴な焼き物のファンになった次第です。
そんなことで今回のご案内は、松山市街地から南に車で30分、砥部の焼き物紹介になります。
砥部焼伝統産業会館のシンボル作品(高さ227cmの大型壺) 砥部焼き 砥部焼き
  昨今、讃岐うどんがブームのようですが、供される器は砥部焼きが多く使用されています。
九州有田の流れを汲む白磁の地合に藍の絵模様、飾りが質素なやや肉厚の形(だから重い)、材質の硬さ、これが砥部焼きの特徴になります。手に取るとずっしり存在感を感じます。
磁器焼き物発祥は230年も前に、当時の大洲藩主が農産物の不作や江戸藩邸火災などから、藩産業興しに磁器作りを命じたことが発端、肥前から陶工を招き試行錯誤を重ね、釉薬で苦労しながらの成功になります。その裏面には、京都・奈良で人気の砥石制作時に発生する厄介物のクズ石処理が目的、だからその粉末からの制作ですから硬さが特徴の焼き物になります。
城下町大洲は霧の濃い所、肘川での鵜飼いやNHK朝ドラ1号の『お花はん』ロケ地になります。
陶芸創作館内部 砥部焼伝統産業会館 砥部焼き観光センター炎の里店内
 焼き物の町といっても伊万里・有田・瀬戸・益子のように、町の通りに陶磁器店や窯元が軒を並べ競っていることは無く、路地に入り探しても店は見つけ難いのが実情です。あなたの町の、あの店の、その展示コーナーが商店街、そう思える地道な商いをしている砥部焼きと思って下さい。
窯元が100余り、だから砥部町を張り切って訪ねる程のことではありませんが、松山道後温泉や石手寺訪問の折には、一寸足を伸ばして歴史的資料や焼き物展示の砥部焼き伝統産業会館、体験(ロクロ・手捻り・絵付けなど)が出来る創作館などを尋ねてみて下さい。
昼時の訪問にはタンドール砥部本店で、本格インド人仕込み本場カレーやナンが楽しめます。
我家の砥部焼き
同じ作者による創作絵付けの砥部焼きになります。
我家の砥部焼き
砥部焼き本来の絵付け、左が私の普段用ご飯茶碗、中央がラーメン用にもなる中鉢です。
  器の存在発揮は食事時になります。我家の平均的な週間主食メニューは、パンが11食、ご飯(五穀米、玄米、赤米など)6食、残りの4食が麺類(うどん・蕎麦・ラーメン・スパゲッティ他)になります。それぞれ料理に合った器で供されると、目からも味は倍加されます。ですから砥部焼きの出番は形・色合いから・・・和食中心?、きっと年末年始の祝い膳を盛上げてくれることでしょう。
次回はクリスマスも間近、その彩として今年の音楽会を予定しています





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最終更新日  2008.12.13 07:03:44
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