388576 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009.02.28
XML
  男性合唱が似合う箱根八里(箱根の山)の曲、『箱根の山は天下の険 函谷関(かんこくかん)も物ならず 萬丈の山 千仭の谷・・・・・』は、明治31年に作詞鳥居忱 作曲滝廉太郎によって作られ中学唱歌として掲載されました。氷川きよし歌う『箱根八里の半次郎』の曲もあるようですが、箱根山道は険しい難所で東海道五十三次の小田原と三島間の八里(32km)を指します。
箱根は江戸幕府の権力を守る要害、甲州道の小仏、中山道の碓井と共に関所を設けた地です。
そんなことで今回は、正月の箱根駅伝でも知られる早春間近の箱根路ご案内になります。
富士山を望んで
  箱根といえば富士山が欠かせませんが、東名高速道を降りて湯河原から元箱根に向かう中腹で、スッキリクッキリと富士を望むことが出来ました。茶屋駐車場にしばし車を止めて歓談です。
寄合いで湯本の温泉旅館に投宿して、豪華にお酒を飲んで食事やゴルフが思い出されます。
と同時に東京本社勤務時代、21階のビル窓越しに千変万化する富士の景色が思い出され、特に冬場の変幻(雲の様や流れ、太陽沈む暮色、紫色空の孤高富士等など)する様子を間近に見られ感嘆させられたもので、記録写真を撮っていなかったのが悔やまれます。
箱根の案内図
  箱根といえば古くからの良質温泉地、アクセスは小田原・湯河原・三島・御殿場からが便利。
春、麓からゆっくり上って来る桜前線は1ヶ月も楽しめ、秋、ブナやカシなど300種もの木々が色濃く密集し染まる紅葉、或いは、火山活動を覗き見ることが出来る地獄、本来の歴史街道探訪とか美術館巡りなどの顔も兼ね備えた、そんな四季折々が楽しめる所が箱根になります。
行動が自由な車か、電車なら小田急ロマンスカーで箱根湯本経由の箱根登山線がお勧めです。
箱根大湧谷 箱根大湧谷 大湧谷名物の温泉黒たまご
  ロープウェイでも車でも行ける大湧谷、早雲山の麓に位置する地獄になり、いつも満員です。
どこの温泉地でも大小あっても地獄はあり、地面から勢い良く蒸気がこぼれて来ます。ここの名物は延命祈願の『黒たまご』になります。卵の表面の殻が黒く中身は独特の温泉臭、北海道屈斜路湖畔の硫黄山、別府温泉の海地獄、雲仙温泉地獄の温泉卵とは一味違う風味でした。
ポーラ美術館の館内 ポーラ美術館入口 ポーラ美術館の館内(ヘンリー・ムーア作の像の前で)
ガラス張り建物の『ポーラ美術館』
箱根彫刻の森美術館広場(ミス・ブラック・パワー) 彫刻の森美術館広場(密着) 彫刻の森美術館広場
野外彫刻展示が特徴の『箱根彫刻の森美術館』
  箱根にはどうしてこんなに美術館が林立しているのだろうかと思うほど沢山在ります。
その双璧が、ポーラ美術館であり彫刻の森美術館だと小生は思い込んでいます。コンセプトをしっかり捉えて、ポーラ美術館は清潔感漂う館内で展示(化粧品会社だけに、旅用化粧セットコレクションもあり)、彫刻の森美術館は広い屋外(約2万1千坪)での彫刻展示とピカソ館が売りです。
蕎麦屋の竹やぶ玄関 蕎麦屋の竹やぶ(昼食) 蕎麦屋竹やぶから窓越し風景
  箱根旧街道風情が残る宮ノ下で昼食と思い、目星を付けていた店は今一歩の構えとメニューの感じで失格、散々探し歩き元箱根(姥子付近)に意図する蕎麦屋さんはありました。
小生の住まいの隣町にある高級蕎麦屋の支店で、店雰囲気は良いけど、でも値段の割には更科蕎麦の分量は一寸、三番粉田舎蕎麦でお腹が満たされる量が欲しかったと後悔仕切りです。
芦ノ湖の遊覧船(海賊船) 芦ノ湖畔から駒ヶ岳を望んで 芦ノ湖畔からの箱根神社鳥居
 箱根といえばテレビ映像で、芦ノ湖湖畔や箱根神社鳥居、遊覧船(海賊船)がよく映し出され知られています。そこが元箱根になりますが、箱根駅伝往路の最難所5区(高低差800m)の終点であり折返し地点、箱根神社にもほど近く関所も置かれた旧街道の中心街になります。
ロープウェイで駒ヶ岳に登るのも、芦ノ湖遊覧も、ホテルラウンジでのお茶も至福の一時です。
箱根神社参道入口の鳥居 箱根神社の参道石段 箱根神社本殿 箱根神社のご朱印
  箱根神社は元関東総鎮守大権現の名社で、2,400有余年前から山岳信仰の一大霊場でした。そして明治初期の神仏分離で神社に改称した経緯があります。びっくり仰天の祭神は、天照大御神の孫で天孫降臨した迩迩芸命(ニニギノミコト)とその妻の木花咲耶姫命(コノハナノサクヤヒメミコト)、その子の彦火火出見尊(あの山幸彦のヒコホホデミノミコト)と由緒があります。
平安初期に箱根路が開通、旅人の往来が多くなるにつれ道中祈願を祈る参拝者が増えていったようで、その後も源頼朝、執権北条氏、徳川家康らの崇敬の社として栄えています。
富士屋ホテル 富士屋ホテルレストラン
  日光に金谷ホテルがあるように、箱根にもクラッシック・リゾートの富士屋ホテルがありました。
明治11年創業で寺社建築を思わせる本館や西洋館などと共に、VIPに愛される旧御用邸の別館菊華荘など保有するホテルです。庶民の小生などの利用は一寸躊躇してしまいますが、せめてランチを楽しみたいと機会を伺っているところで、直営店のベーカリーショップ『ピコレット』での買い物でお茶を濁している処です。皆様には是非足を伸ばされ館内を楽しんで下さい。
次回は和歌山県の真言密教の聖地、弘法大師が修行し入滅した高野山を予定しています





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.02.28 06:33:33
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

お気に入りブログ

ハープエンターテイ… 47弦の詩人さん
江戸東京ぶらり旅 原宿駅前さん
ウチナームークの沖… Jack-Barloweさん
山と旅と酒と温泉。… haihaihaihaiさん
マイラー★きゃわぃの… きゃわぃさん

コメント新着

endohsa@ Re:人生とはこんなもの・・・半世紀も前の初恋! (09/15) お久しぶり。 再来月、松島大観荘でまた詳…
y76VHD hcclccs@ y76VHD <a href="http://hcclccscuvry.com/">hcclccscuvry</a>, [url=http://virtdcr y76VHD &lt;a href=&quot;http://hcclccs…
endohsa@ Re:なつかしのビートルズ、マッカートニー来日!(11/14) ご無沙汰です。 このレコード私も持ってま…
aopgwyv@ pQynCrirrbmZf bhIBu3 &lt;a href=&quot;http://anlqagl…
プラダ トート@ blwfmmgl@gmail.com 今日は よろしくお願いしますね^^すごい…

カテゴリ

バックナンバー

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

フリーページ

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.