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2009.04.25
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テーマ:愛しき人へ(903)
 「金毘羅船々 追手に帆かけて シュラシュシュシュ 讃州那珂の郡 象頭山 金毘羅大権現 一度回れば・・・・」と歌われる香川県金毘羅宮、年間約400万人も訪れる海の神様になります。
名物は石段人気投票で全国一位の神社で、本宮まで785段、奥社までだと1368段。大門まで365段の石段かご屋とか、奥社まで往復6kmの石段マラソンなどでも知られた神社になります。
小生、不思議とこの神社は節目での訪問が多く、何故か引かれる縁があるようです。
そんなことで今回は、全国に分社約600社もある金毘羅神社の総本山ご案内です。
金毘羅宮展望台からの眺望(讃岐富士が美しい).
  まずは本宮神殿前に張り出した展望台(高台)、さながら京都清水寺の様相と一緒で、讃岐富士を遠景に讃岐平野が一望出来るロケーション、石段登りの疲れも一気に吹き飛ぶ思いです。
元々は歌の象頭山521m(中腹に本宮、山頂近くに奥社)に鎮座する神を祀る神社だったのが、瀬戸内海航海の目印から航海安全の守護神に、それで大国主命の和魂である大物主神と同一視されるようになりました。その後、中世に神仏習合が盛んになると、仏教の守護神である十二神将の一柱である、宮比羅大将(クンピーラ神⇔金毘羅)ど同一視され今日に至っています。
金毘羅宮訪問(’66年1月) 金毘羅宮訪問(’66年1月) 金毘羅宮訪問(’66年1月)
  ここを最初に訪問したのは'66年1月、四国一周して松山港から福岡に渡った思い出旅です。
この時のおみくじは第六番吉、「春陽の気を受けて 膨らみ染めたる花の蕾の風に誘われ 自ずと開くが如く 長上の人に引き立てられ立身するの兆しあり 何事も大胆に行うべし」我ながら惚れ惚れする運勢、縁談も「思いがけぬ良縁あり 時を待つべし」、寒い冬空でも有頂天です。
金毘羅宮(’70年6月) 金毘羅宮(’70年6月) 金毘羅宮(’70年6月)
  二度目の訪問は'70年6月、大阪万博見学を兼ねて尋ねました。瀬戸大橋が無い時代ですから宇高連絡船(宇野⇔高松間)で高松に出て、そこから琴電に乗って琴平駅に降り立ちました。
先般、大阪万博公園遊園地がジェットコースター事故のため廃業の憂き目になりましたが、その当時に乗った「ダイダラザウルス」が事故張本人とは、時代の巡り合わせの不思議を感じます。
参道商店街 金毘羅宮本堂 金丸座、券はめったに入手出来ません
本宮神殿は、二層入母屋造りの瓦葺になっています。
  「飲みねえ、飲みねえ。鮨食いねえ。江戸っ子だってね・・・・」の文句で有名な浪曲は、侠客森の石松がアウトロー清水次郎長の名代で金毘羅さんへ向かう船の中での会話になります。
一方、多田とし子作絵本「走れゴン こんぴら狗物語」は、江戸に住む老夫婦が孫の出漁安全祈願のために、犬ゴンを金毘羅参りさせる物語。金毘羅参りと書かれた袋に、飼主の住所・名前を書いた木札や初穂料を入れ首から提げ、旅人がリレーして神社まで送り届け、再度、お守札を提げ江戸まで戻る内容。この様に江戸を出た犬は殆どが帰宅したそうで、これをこんぴら狗として大事にしました。道中出会った旅人の温情は、つい最近まで日本人が持っていた良心になります。
石段かごも大門まで、門前の売店で無料ツエを借用し皆さん明るく元気に登って行きます。
金毘羅宮(’03年8月) 金毘羅宮(’03年8月) 金毘羅宮(’03年8月)
  今度の訪問は'92年8月お盆休み最中、次男の高校受験勉強息抜きにとトラックに同乗させ、東京からM電機丸亀製作所へ緊急の荷物運搬の帰りです。神社命名由来になったクンピーラ神は日本で龍神と考えられ、祈雨の神として五穀豊穣を願う農民にも信仰されています。
丸亀は金毘羅宮の玄関、夕陽がキラキラ光り沈む海、初めての瀬戸大橋通過は感動ものです。
金毘羅宮(’94年5月) 金毘羅宮(’94年5月) 金毘羅宮(’94年5月)
  '94年は小生高松転勤になった猛暑の年、機会ある毎に何度も尋ねるようになりました。
御書院にある円山応挙とか伊藤若沖の障壁画を見物しながら、浄財の石碑や灯篭などを覗き、そんなものにも目を向けながら途中の神馬舎近くで一休みをしてから登るのが常になりました。
時には、人通りが少なく静かな小道の裏参道を降りたこともありました。
金毘羅宮(’03年6月) 金毘羅宮(’03年6月) 金毘羅宮(’03年6月)
長男夫妻に子供誕生、記念して東京から四国一周しての訪問です。
金毘羅宮(’05年6月) 金毘羅宮(’05年6月) 金毘羅宮(’05年6月)
二番目が誕生の時、初孫と同じく背負って登りました。
  海の神様だけあって絵馬堂には、海運関連会社からの奉納品や絵馬が多かったようです。
奥社はいつも遠慮して下山していますが、門前には四国有力な酒造会社「金陵」の酒蔵があり見学と試飲が楽しみ、そして福岡ひよこみたいな形と味の灸まん和菓子が土産品になります。
そうこうしている間に長男が高松転勤、40年程前の「おみくじ」を改めて振り返ってみると、家族全員が怪我・病気もせず強運を背負った人生を送っている気がしてなりません。感謝です。
次回は4月5日~5月31日まで、7年振りにご開帳になった信州善光寺を予定しています





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最終更新日  2009.04.25 07:27:12
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