昨夜から今日にかけて、ケーブルTVでSave Africaとか銘打ったライブコンサートが放映されていた。
ロンドン、パリ、ミラノ、フィラデルフィア、モスクワ(だっけ?)&幕張メッセにて世界中のミュージシャンがチャリティ・コンサートを行い、そのあがりをアフリカに寄付しましょうというイベントだ。
この手のコンサートの走りと行ったら、ロンドン発のバンド・エイドだろうか?
なんともう20年も経っているらしい。(あ"あ"あ"…)
この20年、こういった趣旨のチャリコンはさまざまに行われてきたが、
アフリカだけが20年前よりもますます貧しくなっているという。
本当に集まったお金が貧しい人たちに届くのかどうかといったら、それは甚だアヤシイが、
やる側は気持ちいいだろうし、見るほうもお祭り騒ぎが楽しいそうだし、落ち目のアーティストにはいいアピールの機会だろうし、やっぱりこれだけ大々的にやればお金は集まるんだろうな。と思った。
それでもやっぱり耐えられないのは、アーティストたちのヒロイズムに浸ったスピーチだよ~~
私もひねくれているのかもしれないが、アフリカのNGOの人がBBCで語っていた、
「この20年何も変わらないという現実を見たほうがいい」
という一言のほうが、よっぽどよっぽど心に残る。
もちろん何もしないより、何かした方がいいに決まってる。
懐かしい曲も聴けたし。
後はお金がどこをどう通って、どこに行くのかなんだろうけど
その辺はあんまり誰も気にしないんだろうなあ。。
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