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先日パパの定期診察の為病院へ行って来ました。
いつもの通り検査をして、診察をして。 最後についに酸素ボンベについて先生からお話がありました。 色々あって、取りあえず延期にしてもらった酸素ボンベ投入ですが、近い将来やはり必要になってくるとの事でした。酸素ボンベについては多少の必要性も感じながら、何とか自力でやって行ける方法を模索しながらの毎日で不勉強だった為、今回は先生にもお手数をおかけしてしまい、申し訳なかったな。 もっと診察前に勉強し、この日の為に備えて確認すれば良かったです。 病院のときは私もきちんと体調を整えておかないとダメですね。。。反省です。 酸素ボンベ。 頭の中では分かっていたけれど、私もパパも現実的になって来た生活の変化について、今日は素直に話し合う事が出来ました。 生活の範囲が広がるのか、高額な料金を毎月支払う事によって、私の働き方が更に変わって来て、更に生活に支障を来すようになるのか。 そんな話しも現実的になってきました。 長い闘病生活の中で、お金を準備すると言うのは避けて通れない事実。 向き合わなければいけない現実です。 お金がなければ治療が出来ない、という事も現実として起こりうるという事です。 その事は病人にとって一番心に苦しい事だろうし、私も出来るだけそんな想いはして欲しくない。 でも。 今回の酸素ボンベ投入の話しをきっかけに、私たちの今後が少し見えたような気がしました。 治療に伴う様々な不安や痛み、孤独、虚無感。これを乗り越える為の強い精神力。 誰もがすべてを持ち合わせている訳でもないし、可能な事ではないはずです。 私がこの6年間心の中で何となく引っかかっていた闘病生活に対する理不尽な想いは、そこにあるのだと思います。 事前に予防出来れば、緩和出来れば。 そんな想いも強くなるのは必然の環境の中で、今後は病気に対する勉強方法を少し変えてみようと思っています。 新年が明けてもう10日が経ってしまいました。 今年はパパの状態が良くなかったので初詣に行けていません。 新年明けて恒例の『今年の目標』もまだ発表していませんでした。 そこで、今日の夕飯時に遅まきながら発表となりました! パパ 『ごめん。もっと迷惑をかける事になるけれど、自分がしたいと思った事を、出来る時にする事にした。』 『近い将来動けなくなるような気がするから、今年は出来る事をやりたい』 いがぐり君 『3人で旅行に行きたい。3人でディズニーランドとディズニーシーに泊まりで行きたい。将棋でパパに勝ちたい!』 私 『仕事以外でやりたいと思う事をどんどんやる。ママが病気にならないよう、今年は身体を労る。運動する。身体の事についてもっと勉強したい』 でした。 やりたいと思う事を実行に移すのは、病人にはとても大変で勇気のいる事。 これまでも少しずつ作業したり、作品作り始めたりしていたけれど、言葉にしてはっきり私たちに言ってくれたのはこれが初めてかも知れません。 遠慮が一つ消えたかな。 そう思いました。 それと、外に自由に出られない毎日。 大好きな海にも、釣りにも私に時間が無さ過ぎるためなかなか連れ出してあげる事が出来ません。 私にコピーロボットがいればなぁ。。。 頭で想い描いた図案をコピーロボットが性格に描き起こしてくれて、仕上げてくれれば、もっと外にも連れて行ってあげられるのに。と、思っていたら、 『一人の時間が欲しいから海に行きたいの。』 だって。 それもそうか。。。 何でも、何処へでもどんどん一人で出かけて行っていたんだもんね。 日本の中で行った事のない県の方が少ないパパです。 美味しいものも沢山知っているし、郷土料理も大好き。 私はそんな彼の知識をヒントに、自分なりのレシピを考える事もしばしばです。 健康って大事。 健康さえあれば何でも出来るのです。 酸素ボンベが必要な今の自分を、そういう生活を、これから組み立てて行かなくてはですね。 これについてはもう少し知識も必要かもしれないので、次回診察時に先生に詳しくお聞き出来れば、、と思います。 つづく。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月11日 08時10分53秒
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