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June 25, 2008
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カテゴリ:東海道五十三次
東海道五十三次

いよいよ箱根を越えて駿河の国に向けて旅立つ。
朝横須賀を出てJRで大船乗換え、熱海乗換え、熱海を過ぎてトンネルを抜けると富士山がその姿を現した。今日一日富士の勇士を見ながら歩くかと思うとわくわくする。そして三島駅に降り立つ。

多分今日は海が近いからどこか野外でお弁当を食べられるだろうと、三島駅で名物「港あじ鮨」を買う。そしておもむろに三島の町に向かって歩き出す。今日のお供は夫。

三島の町の真ん中に市立公園になっている楽寿園がある、今回は寄らなかったが、以前寄ったときはなかなか広い公園ですごく疲れたのを覚えている。富士の噴火で流れ出た溶岩の庭や、富士の湧き水の池などがあった。

公園入り口のひとつ
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前回歩いた東海道に戻る。
早速本陣跡。

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創業安政3年のうなぎでゆうめいな「桜屋」

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昼時は開店前から皆並ぶが本日は朝早いので開店して無くてよかった。
うなぎに目がない「供の者」は、昼だったら絶対入る。前回はこの三島宿うなぎで閉めたのだった。

町外れに一里塚。両側にきちんとある。

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白隠禅師の遺墨

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江戸中期、「駿河の国には過ぎたるものが二つあり、富士のお山と原の白隠」と言われた、臨済宗中興の祖だ。

東海道中、富士が付いてくる。

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沼津に入る。

平作地蔵を通り過ぎる。
日本三大仇討ちのひとつ「荒木又右門の助太刀」にかかわリがあるようだ。
そういえば、国府津あたりからの曽我兄弟由来の所も何箇所かあった。江戸時代といえば武士の世。東海道も仇を追っての辛い旅もたくさん有ったのだろう。

川沿いを歩く。
市民の憩いの場になっているようで、綺麗に整えられた道のベンチで一休み。
沼津城などの説明の看板が有った。

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すこし東海道から離れて、千本松原へ。

実はこれが見たかった。

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大好きな作家である井上靖の碑。

「千個の海のかけらが 
 千本の松の間に 
 挟まっていた 
 少年の日 
 私は 毎日
 それを一つずつ
 食べて育った」

海辺でお昼にする。

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海と伊豆半島を見ながら食べる。
浜辺にはボール拾いをして遊ぶ犬と子供達、太公望。
返り見すれば、薄れていく富士!消えないで!今日一日その姿を見せてという思いもむなしく雲間に消えていった。残念。

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でもいいか。浜辺には地元の人が残してくれた石で描いた赤富士が・・・。

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粋な計らいに旅の疲れも飛んでいく。
どこまでも続く千本松原を東海道と平行にずっと歩いていきたい気がするが、「こっちの道のほうが風景がいいよ。こっち行こうよ」との東海道の旅、ハイキングと思っている喜多八さんの意見を無視して、そこは律儀に東海道に戻る。

何の面白みもない車道を暑いといいながら歩く。頼みの富士ももう見えない。
はるか左手を平行に走っているはずの千本松原と海べの道を思い浮かべるがそこはやせ我慢。

沼津の次は原の宿。
この辺は浮島が原と言って、水辺の街道だったようだ。
ところどころ東海道や地元に伝えられた史跡などの立て札など有るが、ただただ続く一本道。
喜多八さんが何も言わずに付いてきてくれるのがうれしい。小休止した総菜屋のベンチではアイスクリームまで買ってくれた。すこしお供の格上げしなければ。
水戸黄門の角さん辺りに・・。「すぐそこに田子の裏の駅があるけど電車に乗る?」という誘いも「いい」といって断る。うん、頼もしい。さすが角さん。

さっきから遠くに吉原宿や富士市にある製紙工場の煙突が見えているがなかなか近づかない。
妙法寺の横を通る。
拝観遠慮は角さんと意見が一致する。
階段を登る元気がもうない。

やっとたどり着いた吉原駅から電車に乗って富士駅の予約したホテルに到着。

本日道中の癒してくれたもの達。

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Last updated  June 25, 2008 12:07:40 PM
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