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カテゴリ:中山道六十九次
タイトルには中山道ー彦根城と書いたが実は国宝彦根城は中山道上には無いのである。
そして今頃書いているがこの記事は3月の終わり桜が咲く頃の旅日記である。取り敢えず前の旅を終わらせておかないと、次には進めないような気がしたのだ。続きのある旅だから。 中山道ももう直ぐ終着である。東海道の時草津から京の三条大橋まで歩いたから、重複期間を抜けば、草津で終点ということになる。 話し戻して、2泊3日の旅の3日目、前回の日記の続き。 関ヶ原を越え、ほぼ平らな道をのどかに歩く。幾つかの宿場を通り抜ける。綺麗な清流に小さい魚がいっぱい泳いでいる小川を中心に保存された宿場もあれば、1、2軒の古い家が残るのみの寂れた宿場も有った。 琵琶湖、米原に近ずくとなんだかほっとして何時でも電車に乗れると安心したのだったが、中山道は鉄道からも琵琶湖からも離れ山際を高速道路に沿って曲がっていくのであった。 足が痛い。人気が無い。タクシーを呼べそうな店もバス停も無い。 道はなぜか高速道路を見下ろせる位置まで登っていく。嫌な予感。 難所は関ヶ原とお思いきや、思わぬところに落とし穴があった。摺針峠。 峠を越えると琵琶湖が見える。今回の終点鳥居本。 私鉄の小さな無人駅から見える山は佐和山。石田三成の城があったところである。その向こう琵琶湖畔には彦根城。井伊家の城である。 実は彦根城下にはその日の前日泊まって、お城見物をしてから電車で戻って中山道に復帰したのである。 彦根城は岐阜城ほどでは無いが、山のてっぺんにある。階段階段、石垣。物凄い石垣の量である。どこからこんなに持ってきたのか。余りにたくさんの石垣を必要としたので、足りなくなり、一部は佐和山から持って来たと書いてあった。 戦いに負けるのは辛いもの。 ブロ友のたけさん情報によれば佐和山城址に登る道は非常にわかりにくくなってしまっているそうだ。 そこもまた栄枯盛衰の強者どもの跡なのだろうか。 ![]() 彦根城 posted by (C)灰色ウサギ なんとか今年中には完歩できるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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