腹式呼吸
なんとか上手く腹式呼吸ができないものかと漠然と思っていたらいい方法が見つかりました。女性はどうしても胸式呼吸が多いそうでカラオケ嫌いの私は、大声で歌うこともしないのでなかなか腹式呼吸が身につかないのです。ヨガなどで練習するという方法もあるようですが三日坊主の私が続くわけがないわけで。日野原重明さんの本を読んでいたら、いい方法が書いてありました。日野原さんは、1911年の生まれですから、今年96歳でしょうか?2005年には文化勲章も受章しているお医者さまですが内科医でありながら、沢山の著書がありますね。『習慣がいのちの樹を育てる』という本に、こんなことが書いてありました。 声がよく通る発声は、横隔膜が動く腹式呼吸なんです。 そして腹臥位(ふくがい)、つまりうつ伏せになると自然と腹式呼吸になります。 だから、うつ伏せに寝れば、夜中にずっと腹式呼吸をしていることになる。 テレビ体操で3分間だけ腹式呼吸をやるのは意味がない。 7時間眠れば7時間腹式呼吸。私は仰向けとか横向けとかになって寝るので、うつ伏せで寝ることはなかったのですが、昨夜試してみました。枕をはずして平な状態で寝てみました。夜中に仰向けになったりしましたが、意識してまたうつ伏せになって・・・・・。ゴロゴロしながらも、辛いとうい感じはしませんでした。少しずつ慣れていくのではないかと思うので、続けてみます。日野原さんは、うつ伏せ寝が身体に良いという研究を10年もしていて昨年、東大医学部に行って話しをして来たそうです。食べてすぐ寝ると悪いのは、仰向けに寝ると背骨があって胃がその上にのせられて、つぶされるからなんだそうです。胃の中の食べたものが、移動して行かない。うつ伏せになったら、背骨に押されないで、幽門から十二指腸に移り、胃にもたれず、食べてすぐ寝ても気持ちがいいのだそうです。胃薬がいらなくなるそうです。 (飲んでいませんけど)脊椎動物は腹を下にして、うつ伏せで寝ていますものね。案外、人間もそれが自然なのかなぁ。ちなみに・・・小さい頃の私は、おりこうに仰向けに寝ていたので頭の後ろが絶壁なんです。