カテゴリ:♪本の覚え書き♪
一人の青年が、当時外国にいた作者のもとを訪れ、ある人物の話をし始めた。それは神の啓示とも思われるまさに「小説のような話」だった。その人物「東太郎」に多少なりとも関わり、そのサクセス・ストーリーを垣間見てきた作者にはあまりにも驚くべき彼の生い立ちだった。 この話を書かずにはいられない。そんな思いで作者はこの『本格小説』を書き始めるのでした。 400頁からなる本で、上下巻という長いものですが、その上巻の9割は作者自身の環境や、その中から見てきた東太郎が書かれ、終わりの数頁でやっと東太郎なる人物の話しが始まるのですが、そこからはもうノンストップ。私の読むスピードは加速に加速を増して、昼ドラの「砂の城」か「愛の嵐」かという数奇な人生で埋め尽くされた下巻もあっという間に終わっているのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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