カテゴリ:♪本の覚え書き♪
久しぶりに丸ごと一冊につづられた川上ワールドの物語を読んだという気がしました♪(勝手な思い込みですが…) 高校生のぼく翠。未婚でフリーライターの母。きちんきちんとした祖母。ぼくに遺伝子を提供した大鳥さん。彼女の平山。友達の花田。キタガーこと北川先生。 などなど川上さんならではの、不思議な透明感としっかりした内面を感じさせる登場人物たちなんですよね。 この本の中で祖母と母が口げんかをするとき、語嚢の限りを尽くし合うという戦いとか、ぴったりした表現をさがしあてるぼくの語りとか、川上さんの日本語というか言葉を大切に使うという感じがとってもいいんですよね。 日本語って多彩。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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