カテゴリ:♪本の覚え書き♪
7歳の少女がひき逃げに遭った。はねられたのは、喫茶店「ドールズ」の経営者である月岡真司の娘・怜。幸い足を骨折しただけですんだかのようだったが、彼女は言葉を失い目には戸惑いの色を浮かべ、脳波、血液内に異常が見られた。それはまるで少女とは思えない数値だったのだ。 いったい少女の身に何が起こったというのか…。 先に妹の紹介で読んだ『ドールズ 闇から覗く顔』の記念すべき第一冊目です。作者はそれはそれは恐ろし~い物語を作ろうとしていたようですが、登場人物の人柄や人情味あふれる展開で、恐ろし~い表紙とは裏腹にどこか愛着がわいてしまったのでした。 しかし作者の意図していた通り恐ろしい雰囲気抜群なので、ふだんの私で、順番どおりこちらを最初に読んでいたら途中でやめていたかもしれません。ドールズの二作目を最初に読んでいたから「どうしてそうなったのか」という興味や好奇心で読み続けられたという感じです。 ドールズを二作読んで気づいたのですが、このシリーズを読むと目吉言葉になります(笑) こんな風に書くと恐怖の作品なのか笑える作品なのかわからなくなりそうですが、…そういう作品なのです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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