カテゴリ:♪本の覚え書き♪
ちびくろさんぼがトラに食べられそうになるたびに大事な洋服などを渡すことにより危機を逃れます。そしてそのいばったトラたちが意地の張り合いで木の周りをグルグル追いかけあって溶けてバターとなってしまいます。そしてお父さんがそのバターをみつけて持ち帰り、お母さんにホットケーキをつくってもらってみんなでお腹いっぱい食べるというお話です。 復刻!ということで懐かしさから図書館に予約を入れて新品を手に入れてみました♪ しかし記憶というのはいい加減なもので、お母さんの名が『まんぼ』でお父さんの名が『じゃんぼ』ということや赤い上着、青いズボン、紫の靴そして緑の傘という『こんなにカラフルだったかしら』といういでたち、さらに靴はトラの耳にかぶせるという発想だったということも忘れていました。 お父さん、お母さんそしてちびくろさんぼそれぞれが食べたホットケーキの数が想像以上だったのもとても笑えました。 たくさん食べたという記憶はありましたが、こんなすごい数だったとは!大人になってそのありえなさがわかったからこそなんでしょうかね。って、ことは私は子供のときはこの数を『たくさん』とは思いつつもすんなり受け止めていたということなんでしょうね(笑)。 しかし、この懐かしいお話を読み終えて、しっくりとこないものが私の中に残っっちゃったんですよね。 もっとトラがリアルに回転しとけていく絵だったり、トラのぐるるる…という言葉ももっとすんなり読めた気がするんです。 この復刻版はフランク・ドビアスさんの絵で、他に絵本として出ているのはヘレン・バンナーマンさん本人の絵による本と2種類でした。 私はいったいこのお話を何によって目にしたのでしょうか。 教科書かなにかにのっていたのでしょうか? これは、いろいろなちびくろさんぼをさがしてみなくてはなりませんなぁ。 そんなわけで私の中のちびくろさんぼはまだまだ続きそうです♪ しかし笑えたのは2年生の息子がこの本を音読しているのを聞いていたら『ちびくろサンバ』と完全に間違えて読んでいることでした(笑)。マツケンじゃないんだからね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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