カテゴリ:♪本の覚え書き♪
信長唯一の伝記「信長公記」の作者で、信長と秀吉に仕えた太田牛一が主人公となり、様々な武将のいろいろな画策にあいつつ信長の伝記を書き、本能寺の変とその謎へと迫ってゆきます。 この題名にこの表紙。もう手に取らずにはいられませんでした~♪ 図書館から連絡がきて手にした時それはそれは嬉しかったのですが、文字は小さいし四百ページは越えてるし年末年始で時間はないし、どうしようかと思いました(笑)。 しかし、牛一の身に起こる不可解な事件、時勢に逆らい信長の伝記を残したいという思い、物書きという特別な立場とその葛藤などなど次から次への展開に、あっという間の時間が過ぎていました。 本人に惚れ込まなければ伝記は書けない。と言われた牛一により、安土城の天守閣の秘密、天下を統一し日本をどう導こうとしていたのかなど、私が想像もできなかった信長が描かれていました。 物語りだしこれも一つの説なのでしょうが、短気で破天荒というイメージばかりだった信長が、私の中で少し人間味を帯びた気がしました。 読み終えて知ったのですが作者は70歳を越える方だとか。主人公の牛一そのままの方かもとふと思ってみたりしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 8, 2006 04:40:16 PM
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