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February 9, 2006
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カテゴリ:♪本の覚え書き♪
殺人小説家

差出人不明の封筒が、小説家ホーギーのもとに届いた。
中に入っていたのは、小説の第一章と礼儀正しい添え状だっだ。
書き手の才能に驚いたホーギーは、翌朝さらに驚くべき事実をしることになる。
小説に書かれていた通りの殺人事件が起きたのだ。
警察か捜査に躍起になる中、ホーギーのもとへ新たな手紙が届く…


うれしいです!!彼らにまたまた会えたことが本当に嬉しいです(泣)。

改めた調べてみたら前作品から4年もたっていたんですね。

売れない小説家でありながら、最高のゴーストライターのスチュアート・ホーグことホーギー。そしてその愛犬ルル。
彼らの名を口にするだけで、おしゃれで軽妙な会話で心は満たされ、キザ男ホーギーの世界にどっぷりつかれます。

このキザぶりや辛らつな会話は第一作目の『フィッツジェラルドをめざした男』から読み続けているから許せるのかもしれません。

今回の作品では、大女優で元妻のメリリーとの間に生まれたトレーシーという赤ちゃんへの子煩悩ぶり(というよりはメロメロぶり)がこれまた最高です。

赤ちゃん相手に、オイスター・バーで正しい牡蠣の食べ方を教えていたり、「子供の写真を後生持ち歩くような男に見えるか」と静かに言いながら写真を差し出したり、彼らしいほほえましさが笑えます。

しかし、そんなこととは裏腹に今回の内容はホーギーにとってつらい事件となっています。
ホーギーの青春も語られ、その友情と事件の間で悩み真実を求めてルルと奔走します。

完全にホーギーの世界に浸りきっている私…。

そしてこのシリーズのお楽しみ、実在する俳優や監督もたっぷり語られています。
今回メリリ-はあのオードリー・ヘップバーンが演じた『暗くなるまで待って』を上演するにあたって特訓中で、さらにブラッド・ピットとの競演依頼に悩んでいたりもします。

訳者のあとがきにあったのですが、ホーギーとルルに長い休暇を取らせる一方で、新シリーズをスタートさせたとか!それも悲しいやら嬉しいやら…。
ドラマ作家としても有名だというこの作者。お楽しみ満載のこのシリーズで今度彼らに会えるのはいつなのでしょうか・・・。

それほどまでに楽しみにしている私なのでした。







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Last updated  February 10, 2006 06:21:20 PM
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