カテゴリ:♪本の覚え書き♪
なんてことでしょう!! ドールズシリーズで「この人はすごい!」と思い、いつか他の本も読んでみようとは思っていたのです。 そして最近どこかの書評でこの本をみつけて図書館へ予約して借りてみたのですが、めちゃくちゃおもしろい!! 内容は…江戸時代、春朗という売れない絵師が北町与力の抱える事件を、不思議な縁で知り合った不思議な仲間達と、こ気味よくもさらりと解決してゆく人情謎解き物語。と思って読み終え、それからやっとPCでこの本を検索したら… 勝川派の青年絵師・春朗(後の北斎)が、絵師ならではの鋭さで巷の事件の謎をとく! 江戸情緒と浮世絵の魅力溢れる傑作時代ミステリー。2002年刊「だましゑ歌麿」、2003年刊「おこう紅絵暦」の姉妹篇。 と、あるではないですか 続編~!? 春朗が北斎~!? と大ショック それだけおもしろかったんですよね~♪ 春朗の境遇がただ者ではない感じたっぷりで、さらに類は友を呼ぶという言葉のように艶やかな陰間の蘭陽、いわゆる路上生活をしていたがたろという強烈な個性を持つ、これまたただ者ではないだろうという人物達が集まり始めます。 事件への関わり方、謎解きと興味深くて引き込まれっぱなしな展開で目が離せません。 作者の特徴からか会話が連続しているところでは、私の読解力不足から誰の言葉か少々戸惑うところがあるのですが、とりあえず一回読んでしまうとそれぞれの性格や全体像が見えてきて、二回目はすっきりはっきり読み進められました♪ やはり前の作品からどこかつながっているからなんでしょうかねぇ。 さっそく『だましゑ歌麿』と『おこう紅絵暦』をかりてこなくちゃ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 15, 2006 06:11:06 PM
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