カテゴリ:♪本の覚え書き♪
子爵の屋敷の地下室に秘蔵されていた巨匠ボッティチェッリ作『秋』!?世紀の大発見か、それとも罪深き贋作なのか。美術品の真贋を舌で見分ける天才美術探偵・神永美有が西洋名画から正倉院御物まで様々な美術品にまつわる謎を快刀乱麻解き明かす。オール讀物推理小説新人賞受賞作家堂々のデビュー作。 表題作の『天才たちの値段』は「これはまた楽しみな人がでてきたぞ~♪♪」と読み終えてわくわくしてしまいました。 短大教員の佐々木と美術品の鑑定をする神永美有(男性です)。まさに『天才たちの値段』についてを語る二人の楽しい薀蓄合戦でした。 これ以降の物語については少々薀蓄がくどくなって、目で流し読みをしてしまうこともありましたが、全体的に楽しく読むことができました。 主人公についてもそのほかの登場人物についても軽くさわったくらいの紹介なので、彼らについてもう少し深く知りたいので、ぜひぜひ続編をお願いしたいと思うのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 18, 2007 04:12:34 PM
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